山崎賢人、日曜劇場初出演!「陸王」で役所広司の息子に
「半沢直樹」「JIN -仁-」などを放送してきたTBS日曜劇場枠の2017年10月期ドラマ「陸王」に山崎賢人が出演することが決定。重厚なドラマで人気の池井戸潤の小説を原作とした本ドラマで、山崎賢人が日曜劇場デビューを飾ることになった。
【画像】なかなか威圧感のある役所広司の田んぼアートほか 山崎賢人の職人訪問
山崎が演じるのは、役所広司ふんする主人公・宮沢紘一の長男である宮沢大地。彼は大学卒業後就職活動をするものの失敗し、就職活動の傍らで父の紘一が経営する老舗足袋業者「こはぜ屋」の手伝いをしている。しかし、こはぜ屋は経営の危機に陥っていた。
そこで店を立て直す一手としてマラソン足袋「陸王」の開発を始めた父・紘一の下で、大地も「陸王」に携わることになる。一見飽きっぽく無責任だが自分の道と決めたことには熱中する大地が、父から任されたのは、ソール部分に使われる特許「シルクレイ」の生産だった。
山崎は同役決定に、「宮沢大地と同じ23歳になる年に、この役に巡り会えてとてもうれしいです」と喜び。大地を演じるにあたり、「熱意もなく、自分が本当にやりたいこともわからず悶々としている中で、こはぜ屋の人たちが持つ情熱や義理人情に触れて、大地がどう変わっていくのか。その様がこれから社会に出ていく皆様の力になることを願っています」と呼び掛けた。
また山崎は、「陸王」のドラマ化を記念し、物語の舞台である「こはぜ屋」が創業以来営業を続ける埼玉県行田市で制作された田んぼアート会場や、足袋製造会社「きねや足袋」、「足袋とくらしの博物館」などにも訪問した。田んぼアートは秋にかけて徐々に黄金色に変化していく予定。(編集部・井本早紀)