ミュージカル版『サンセット大通り』映画化 グレン・クローズ主演か?
映画『危険な情事』やテレビシリーズ「ダメージ」などの名女優グレン・クローズが、ミュージカル「サンセット大通り」の映画化作品への出演交渉に入っていると The Wrap が報じた。
今作はミュージカル「キャッツ」「オペラ座の怪人」などの作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーが手掛けた舞台版ミュージカル「サンセット大通り」を、パラマウント・ピクチャーズが映画化する予定の作品。
今回、主役ノーマ・デズモンド役への出演交渉に入ったグレンは、1994年にブロードウェイで同ミュージカルの主演を務めており、さらに今年の2月から始まった同ミュージカルのリバイバルにも再出演し、6月に公演を終えている。
現在今作では、監督とノーマの相手役となる男性俳優を探している。監督にはテレビシリーズ「Glee」「アメリカン・ホラー・ストーリー」のライアン・マーフィーが過去にアプローチをかけられたようだが、まだ何も決定していないようだ。
同ミュージカルの基になったビリー・ワイルダー監督のオリジナル映画は、グロリア・スワンソン、ウィリアム・ホールデン主演でアカデミー賞に11部門ノミネートされた不朽の名作。ロサンゼルスの豪邸で隠遁生活を送っていたサイレント時代の栄光にこだわる往年の女優と、彼女が書いたシナリオの修正を任された売れない脚本家がもたらした悲劇のストーリー。
撮影は来年1月からの予定。名作がどのようにミュージカルとして描かれるのか楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)