山田涼介、ハガレン原作者・荒川弘からの生原稿に感無量!
Hey! Say! JUMP の山田涼介が2日、都内で行われた映画『鋼の錬金術師』公開記念舞台あいさつに本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、内山信二、佐藤隆太、小日向文世、松雪泰子、水石亜飛夢、曽利文彦監督と共に登壇。原作者の荒川弘から、映画にしかないワンシーンを漫画にした直筆生原稿が贈られると山田は「えーこれやったわ」と破顔し、「家宝ですね」と感情を爆発させていた。
本作は、アニメ化もされ大人気を博した荒川によるコミックを映画『ピンポン』の曽利監督が実写映画化。亡き母をよみがえらせるため“人体錬成”という錬金術におけるタブーを犯したことから体の一部を失い、やがて錬金術師となった主人公が弟と一緒に失ったものを取り戻す旅を繰り広げる。
この日、生原稿に続きサプライズで荒川から「メディアミックスをいろいろと経験してきた『ハガレン』ですが、この度、なんと実写映画を作っていただけました。また新しい『ハガレン』が観られることが単純に嬉しいです。脚本は原作のなかで、ターニングポイントとなるものをこれでもかというぐらい濃縮して詰め込んであります。それをすごい役者さんたちに演じていただきました」というメッセージが伝えられた。
愛のあるメッセージに山田は「これ以上ない幸せ。もともと原作ファンの自分が、映画に出させていただいただけでも幸せなことなのに、こんな言葉をかけていただけるなんて……」としみじみと語ると、隣で聞いていた本田も、目をウルウルさせながら生原稿を食い入るように眺めていた。
満員の会場を見渡した曽利監督は「監督としては、映画館に人がいっぱいいる光景を観ると泣きそうになります」と感無量な表情を浮かべると、「すばらしいキャストに恵まれ、非常に豪華な映画になっていますが、原作のテーマである命をしっかりと描いたつもりです。その思いがみなさんに届いてくれたら嬉しいです」と客席に向かってメッセージを投げかけていた。(磯部正和)
映画『鋼の錬金術師』は全国公開中