第71回カンヌ映画祭審査員長はケイト・ブランシェットに決定!
第71回カンヌ国際映画祭
映画『ブルージャスミン』などのオスカー女優ケイト・ブランシェットが、現地時間5月8日から19日にかけて行われる第71回カンヌ国際映画祭の審査員長に決定した。4日、同映画祭が発表した。
ケイトは「私はこれまで何年にもわたって、俳優やプロデューサーとして、マーケットやガラ、そしてコンペティション部門に、様々な形で、カンヌに参加させていただいてきました。しかし、この偉大な映画祭が上映する豊富な映画を鑑賞する喜びのためだけに行くのは初めてです」と胸をときめかせつつ、「今年の審査員長を任されたことを光栄に思うと同時に、その責任も感じています。この映画祭は、物語を世に伝えるために世界がひとつになる重要な役割を果たしています。すべての人々が分かち合い、理解し、渇望する、奇妙で重要な試みなのです」と気を引き締めた。
2度のオスカーに輝き、名監督の作品から、ブロックバスターまで幅広く活躍するケイトは、カンヌの常連だ。近年では、2015年の第68回カンヌ国際映画祭でルーニー・マーラとの共演で、女性同士のラブストーリーを描いた映画『キャロル』がコンペティション部門に出品され、高く評価されたことが記憶に新しい。(編集部・石神恵美子)