「BONES」のストーリーと酷似 クリエイターが謝罪
アラン・カミング主演の新ドラマ「インスティンクト(原題) / Instinct」のクリエイター、マイケル・ローチが、「BONES」のエピソードに酷似したストーリーを放送したことをTwitterで謝罪した。
同ドラマはジェームズ・パターソンの新作を基にした作品。連続殺人犯を追うニューヨーク市警の刑事リジー・ニーダム(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)から執拗に頼まれ、元CIA諜報員のディラン・ラインハート博士(アラン)が昔の仕事に引き戻されるというストーリー。
先日放送されたエピソードでは、アーミッシュのティーンエイジャーの殺人事件を捜査していたラインハート博士が、彼の子供時代の部屋で見つけたアイスの棒からピアノの鍵盤を連想し、ピアノ教師の聴取に行くというシーンが含まれていた。
TV Lineなどによると、「BONES」の第5シーズンにも同じようにアーミッシュの若い男性の死をブース(デヴィッド・ボレアナズ)とブレナン(エミリー・デシャネル)が捜査し、部屋にあった石から鍵盤を連想し、ピアノ教師を尋問するというエピソードがあったという。
これに気付いた視聴者は、「パクリじゃないか?」とツイートし、こういう刑事番組のファンは同じような番組を観ているもので、気付くに決まっているのにとの声が上がっている。
この指摘を受け、クリエイターのローチはTwitterで謝罪。「この件については聞いたよ。とても悩ましいことで、100%意図的ではなかった。こういうことが今後起こらないようにする方法を考えているところだ。そして、『BONES』とファンには申し訳なく思っている。連絡をありがとう」と潔く謝っている。(澤田理沙)