EXOのD.O.タトゥー姿披露!『7号室』予告編
日本でも人気を誇る韓国のグループEXOのメンバーで、俳優としても活躍するD.O.の出演映画『7号室』の日本版ポスター&予告編が公開され、D.O.のタトゥー姿が披露された。
本作は、倒産寸前の個室DVD店を営むドゥシク(『高地戦』などのシン・ハギュン)と、給料を滞納されているアルバイト店員のテジョン(D.O.)が、7号室の鍵をめぐって心理戦を繰り広げるさまを描いたシチュエーションサスペンス。多額の報酬を得るために麻薬密売人から預かったブツを7号室に隠したテジョン。一方ドゥシクは、不慮の事故で死んでしまった新人バイトの死体を7号室に隠して鍵をかけてしまう……。
不器用でピュアな青年を演じた『純情』、視力を失う柔道選手を演じた『あの日、兄貴が灯した光』など、正統派な好青年の役のイメージが強かったD.O.だが、本作ではタトゥーや喫煙シーンといった新境地に挑戦。このたび公開されたポスターや予告編では、首筋にタトゥーの入ったテジョンにふんした“新生D.O.”の姿を確認することができる。
さらに、7号室の扉を開けたくないドゥシクと、扉を開けたいテジョンの攻防戦が描かれた予告編では、頭を引っ掴んだり、消臭剤らしきスプレーを相手の顔面に振りかけたりと、二人の壮絶なケンカシーンも収められている。D.O.は本作について「ドゥシクとテジョンの“トムとジェリー”のような駆け引きの絶妙なケミ(化学反応)を見ていただけると思います」と語っているが、その言葉通り、アドリブが多数含まれたケンカシーンでは“演技の神”と称されるシンとD.O.の相性の良さが感じられる。
D.O.と初共演だったシンは、「役の上ではお互いぶつかり合うことが多く、良い関係ではないのですが、実際にはとても誠実で優しい後輩だなという印象を持っています」とその人柄に触れると、「それに彼がとてもたくさん準備をして来たので驚きました」と真摯(しんし)な姿勢を称賛した。トップアイドルの殻を脱ぎ捨てたD.O.の俳優としての新たなステージに期待が膨らむ。(編集部・吉田唯)
映画『7号室』は8月4日よりシネマート新宿ほか全国順次公開