山崎賢人主演「グッド・ドクター」に上野樹里!結婚後初の連続ドラマ
山崎賢人主演のフジテレビ系ドラマ「グッド・ドクター」(木曜午後10時~)の新キャストが発表され、上野樹里、藤木直人らの出演が明らかになった。上野は2016年1月~3月に放送された「家族ノカタチ」(TBS系)以来2年半ぶり、結婚後初の連続ドラマ出演となる。
小児外科医の世界を舞台にした本作は、幼い頃からの夢をかなえてレジデント(後期研修医)として小児外科の世界に飛び込んだ主人公・新堂湊(山崎)が、周囲の偏見や反発にさらされながらも、子どもたちの命のために闘い、子どもたちと共に成長していく姿を描き出すメディカルヒューマンドラマ。医師役に初挑戦する山崎は、自閉症スペクトラム障がいでコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年という難役を務める。
2010年の「素直になれなくて」以来8年ぶりのフジテレビ系ドラマ出演となる上野が演じるのは、何かと湊の面倒を見ることになる小児外科医の瀬戸夏美。子どもの頃に小児外科のお世話になったことを振り返った上野は、「このドラマを通して小児外科医を演じさせていただく事は、慎重な気持ちにもなりますが、夏美という役を、夢を持ってもらえるよう明るさを忘れず演じたいと思います」と意気込み、未来の小児外科医の力になれるような作品にしたいと希望を語った。
「ナースのお仕事」シリーズなどでさまざまな分野の医師を演じてきた藤木は、医師役でのテレビドラマ出演としては本作が10作品目。湊たちが勤める小児外科を束ねる医師・高山誠司役で初の小児外科医役に挑戦する。「これまで僕が演じて来た医者は研修医だったり、出世の望みの薄い医者だったり、どことなく頼りない医者像が多かったです」と出演作と振り返った藤木は、「自分が歳を取ったからか、今回は病院内での派閥争いや経営的な事などに流されず自分の信念を貫く、いわゆる出来る医者。皆さんの足を引っ張らないよう頑張ります(汗)」とこれまでとは少し違う“優秀な医者”役への思いを明かした。
主演の山崎の印象について、上野は「ティザースポットの撮影時の賢人くん扮(ふん)する湊の子どもを見る眼差しが素晴らしく、心が透き通るような、人の心の奥深くに癒しと優しさを届けてくれる、そんな湊の姿が垣間見れて、撮影が今から楽しみです」、藤木は「山崎さんは『おしゃれイズム』に来てくださった時、二人でロケに行ってお酒も飲んだ仲、一方的に強烈なシンパシーを感じています(笑)。山崎さんの役は極めてチャレンジングだと思いますが、それを作り出す場に立ち会える事、今からとても楽しみにしています」とコメントしており、全員が初共演となる山崎、上野、藤木のタッグにも期待がかかる。
また、3人のほかに戸次重幸、中村ゆり、浜野謙太、板尾創路、柄本明が出演することも発表された。「グッド・ドクター」は、7月12日午後10時より放送開始。(編集部・吉田唯)