井浦新、最も頼れるのは田中圭 新ドラマ会見で明かす
9日、連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(カンテレ・フジテレビ系・17日スタート・毎週火曜21時~)制作発表が都内で行われ、作品にちなんで共演者の中で「最も頼れる人」の話題になった際、井浦新が田中圭の名前を挙げる一幕があった。
柏木ハルコの人気漫画に基づき、生活保護受給者たちに寄り添う東京都東区役所生活課の義経えみる(吉岡里帆)らケースワーカーたちの奮闘を描く本作。今年4月クールのドラマ「おっさんずラブ」が猛反響を呼んだ田中が、えみるの上司で、お金にシビアな係長・京極大輝にふんする。本作では生活保護の仕組みなどを説明するセリフが多く、田中は「キツイなぁ」とぼやくも、「皆さんが熱い夏にロケをやる中、僕はクーラーがガンガン効いたスタジオでしゃべっている」とうれしそうな表情もチラリ。また、「ロケがないぶん、セリフはビシッと一発本番で終わらせて、すぐ帰ってやろうと思います」と宣言して会場の笑いをさらった。
そんな中、作品にちなんで「一番頼れる人」を尋ねられると、えみるを支える指導係で先輩ケースワーカー・半田明伸役の井浦は、「この中で信頼できるのは、どう考えても田中圭くんしかいない。なぜなら、誰よりも滑舌がいいから」と断言。すると、田中は先ほどの勢いはどこへやら、微妙に噛みながら「そんなことないですよ……」と委縮。さらに、井浦から「滑舌がいい男は頼れる男と決まってますから!」と言われると、「このあとすごいやり難いですね」と渋い顔を見せた。
一方、田中は井浦に対して「みなさんのお芝居を見ていて、新さんが結構遊び心をさく裂させてくるので、すっごい一緒に遊びたいなぁと思っている」と期待。現時点では、あまり絡みのシーンがないそうで、田中が「待ってまーす!」と登壇者の米田孝プロデューサーに目を向けると、井浦も「お願いしまーす」とアピールしていた。会見には吉岡里帆、川栄李奈、山田裕貴、遠藤憲一、矢島弘一(脚本)も来場した。(取材:錦怜那)
「健康で文化的な最低限度の生活」7月17日より毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送(初回のみ20分拡大)