エル・ファニングがロシアの女帝エカチェリーナ2世に挑戦
映画『マレフィセント』『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』のエル・ファニングが主演/製作総指揮を務めるドラマ「ザ・グレート(原題)/ The Great」のパイロット版が、Huluと契約交渉の最終段階に入っているとDeadlineほか複数メディアが報じている。
【写真】エル・ファニングがトランスジェンダーの主人公を演じた映画
本作は、ロシアの女帝エカチェリーナ2世を描いたリミテッドシリーズ。ヨルゴス・ランティモスの新作『ザ・フェイヴァリット(原題)/ The Favourite』の脚本家トニー・マクナマラが脚本を担当し、エルと共に製作総指揮を務める予定。
ドイツの地方貴族の娘として生まれたゾフィー(後のエカチェリーナ2世)は、後の皇帝ピョートル3世と若くして結婚する。しかしピョートル3世の統治がロシア内外で不評を買い、反皇帝派はエカチェリーナを中心にクーデターを敢行、その後即位したエカチェリーナ2世は、30年以上の長きにわたってロシアを治めることになる。
キャストは、エカチェリーナ2世役にエル・ファニング、皇帝ピョートル3世役にニコラス・ホルトが挑戦することになっている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)