ベネチア映画祭、今年も女優たちが華麗な衣装で魅了!
第75回ベネチア国際映画祭
イタリアで開催中の第75回ベネチア国際映画祭は、女優たちが身につける華やかな衣装も大きな見所の一つ。現地時間8月29日に開幕して以来、レッドカーペットが行われる会場には連日多くのファンが駆けつけ、各国の映画スターたちに黄色い歓声を送っている。
その中でも特に会場を盛り上げたのが、初主演映画『アリー/スター誕生』とともにやってきたレディー・ガガと、こちらはコンペティション部門にノミネートされている『ヴォックス・ルクス(原題) / Vox Lux』主演のナタリー・ポートマンだ。ガガは“ふわふわ感”があふれ、綺麗なピンク色が印象的なドレスで登場した。ナタリーはゴールドの衣装に身を包み、共演者のステイシー・マーティンのシルバーの衣装とのコントラストが人々を魅了した。
ともにコンペ部門に出品されている『ザ・フェイヴァリット(原題) / The Favourite』のエマ・ストーン、『サスペリア(原題) / Suspiria』のダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントンもレッドカーペットを華やかに彩った。『サスペリア』ではイタリア人監督ルチアーノ・シリギー二・ガラニャーニが「ワインスタインは無実」と書かれたTシャツを見せる一幕もあった。
また、ベネチア映画祭ではレッドカーペットイベントに先がけて映画の公式記者会見が実施される。会見ではシャツを着てジャケットを羽織る登壇者が多い中、『アット・エターニティーズ・ゲイト(原題) / At Eternity’s Gate』のジュリアン・シュナーベル監督はタンクトップに近い半袖シャツ、『ヌエストロ・ティエンポ(原題) / Nuestro tiempo』に出演しているフィル・バーガーはアロハシャツにビーチサンダル、『ドラッグド・アクロス・コンクリート(原題) / Dragged Across Concrete』のスティーブ・クレッグ・ザラー監督は半袖のTシャツと自由な服装で参加する強者もいた。
アカデミー賞の前哨戦とも言われる本映画祭のコンペ部門には今年、日本から池松壮亮と蒼井優が共演した『斬、』が出品されており、同作の公式記者会見とレッドカーペットは現地時間7日に行われる。(編集部・海江田宗)