『ヴェノム』全世界興収8億ドル突破!ワンダーウーマン、デッドプールを上回る
映画『ヴェノム』の全世界累計興行収入が8億ドル(約880億円)を突破し、アメコミ映画として『ワンダーウーマン』『デッドプール』『スパイダーマン』の世界興収を上回った。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
10月5日の全米公開から1か月が経った本作の全米累計興収は、公開8週目で推定2億1,170万7,620ドル(約232億円)。11月には日本と中国で公開がスタートし、日本では全国映画動員ランキングで初登場1位(興行通信社調べ)を獲得したほか、中国ではオープニング興収が1億767万2,690ドル(約118億円)を記録するなど、アジアでも大ヒットを記録。11月25日時点での、全米と63か国を合わせた世界累計興収は、推定8億2,250万7,620ドル(約904億7500万円)となる。
この時点で、本作の世界累計興収は、ガル・ガドット主演のDC映画『ワンダーウーマン』の8億2,184万7,012ドル(約904億317万円)、サム・ライミ監督が手掛けた『スパイダーマン』の8億2,170万8,551ドル(約903億円)、ライアン・レイノルズ主演のR指定映画『デッドプール』の7億8,311万2,979ドル(約861億円)といった他のアメコミ映画の世界累計興収を超えた成績となっている。また、アメコミヒーローの誕生秘話を描く作品では、『ブラックパンサー』に次ぐ歴代2位に上り詰めた。
先日、VarietyやDeadlineなどのメディアは、米ソニー・ピクチャーズが2020年に2本の新作マーベル映画の全米公開を計画しており、そのうち2020年10月2日に公開を予定している作品が『ヴェノム』続編の可能性が高いと報じている。今回の興行成績が、続編製作への追い風となることは間違いなさそうだ。(編集部・倉本拓弥)