瑛太、藤沢周平時代劇ドラマに主演！期間限定で劇場公開も
瑛太が、CS放送「時代劇専門チャンネル」で2019年2月9日に放送されるサスペンス時代劇ドラマ「闇の歯車」で主演を務めることが決定した。あわせて、放送に先駆けて期間限定で劇場公開されることも発表された。
日本映画放送株式会社が運営する時代劇専門チャンネル開局20周年を記念した本作は、「たそがれ清兵衛」「蝉しぐれ」などで知られる藤沢周平の同名小説を実写化したもの。江戸時代、瑛太演じる闇の世界で生きる主人公・佐之助は、橋爪功ふんする謎の男・伊兵衛から儲け話を持ちかけられる。一度は話を断った佐之助だが、結局は引き受けることになり見知らぬ男たちと商家にある七百両の強盗を企てる。
瑛太は、橋爪との共演について「念願かない、大先輩である橋爪さんと対決することになるのがとても楽しみです。初日に橋爪さんと目と目が合う芝居だけで、武者震いを隠せませんでした」と語っている。監督は「鬼平犯科帳 THE FINAL」「眠狂四郎 The Final」の山下智彦が務める。（編集部・梅山富美子）
「闇の歯車」はCS放送「時代劇専門チャンネル」で2019年2月9日に放送予定
2019年1月19日より丸の内TOEIほか全国5大都市を中心に期間限定上映
コメント全文
■瑛太
藤沢周平作品は、時代劇の中でも特別な世界観を感じます。その中で念願かない、大先輩である橋爪さんと対決することになるのがとても楽しみです。初日に橋爪さんと目と目が合う芝居だけで、武者震いを隠せませんでした。そして、時代劇に精通している山下監督のもとで主演を務めることは、自分にとても大きな意味を持つことになるでしょう。監督は明るく面白いが、勢いがある。まさに”怪物”。初日の1カット目、威勢よすぎる掛け声「スターツ」を聞き、”作品に命を懸けて向き合っている”ことを感じました。刺激を与えてくれる存在でありながら、温かい目でも見てくれる。そんな監督だからこそ、キャスト、スタッフは全力で監督についていく。そして現場全体に安心感が生まれるのでしょう。このスタッフ、キャストで作っていけば、台本を読んで想像した以上のものが生まれていくと確信してます。
■橋爪功
時代劇専門チャンネルのオリジナル時代劇に出演するのは、「鬼平外伝 老盗流転」「吹く風は秋」に続いて3作目になりますが、こうして再び声をかけてもらえることが嬉しく、楽しく演じさせていただいています。これからお年寄りの方々が増えていくなかで、シニア世代が楽しめるエンターテインメントが必要だと感じています。今回の作品は「義理人情」ではなく「サスペンス」が主軸。たくさん悪党が出てきて、誰に注目したらいいのかわからないくらい、色々な視点からお楽しみいただけると思います。こうした新しい形の時代劇も味わっていただければ嬉しいです。