メンバー脱退も…一世を風靡した少女時代の現在
16日に公開を迎えた映画『デッドエンドの思い出』で主人公を演じているチェ・スヨンは、第2次韓流ブームを牽引したガールズグループ・少女時代のメンバー。近年はTWICEやBTS(防弾少年団)といった次世代の活躍で第3次韓流ブームが到来しているが、少女時代がその後どんな活動をしているのか知らない人も多いはず。そこで、メンバーたちの現在を紹介する。
2007年に韓国で9人組ガールズグループとしてデビューした少女時代は、2009年に発表した「Gee」が大ヒット。一気にスターへの階段をかけ上がった。その勢いのまま2010年に日本デビューを果たし、第52回日本レコード大賞新人賞を受賞。2011年には、ともに第2次韓流ブームを率いてきたKARAとNHK紅白歌合戦初出場を果たすなど、日本でも一世を風靡した。
第一線で活躍を続けてきた少女時代だが、2014年にはメンバーのジェシカがグループを脱退。この知らせは日本でも大きな反響を呼んだ。ジェシカはその後ソロ歌手として活動しており、2018年にはアメリカの大手エージェンシー・UTA(United Talent Agency)とパートナーシップ契約を結んでいる。
また、2017年にはスヨン、ティファニー、ソヒョンが事務所との契約を更新しなかったことで注目の的に。その後、スヨンは吉本ばななの同名小説を映画化した『デッドエンドの思い出』で映画初主演、ソヒョンはドラマ「時間」で主演を務めるなど、女優として精力的に活動している。一方、ティファニーはコールドプレイなどが所属するエージェンシー Paradigm Talent Agency と契約を締結。昨年アメリカでのソロ歌手デビューを果たした。
事務所に残ったユナ、ユリ、テヨン、サニー、ヒョヨンは新ユニット「少女時代-Oh!GG」として昨年9月にシングル「Lil' Touch」を発表。個人活動も活発に行っている。なかでも、ユナはドラマ「王は愛する」や映画『コンフィデンシャル/共助』に出演するなど女優として視線を集めており、テヨンもソロ歌手として存在感を放っている。(編集部・吉田唯)