北村匠海、一人観覧車のほろ苦い思い出
北村匠海が5日、映画『君は月夜に光り輝く』の公開直前イベントに永野芽郁とともに登壇し、一人観覧車のほろ苦いエピソードを披露した。
本作は、発行部数50万部を突破する佐野徹夜の原作小説を映画化したラブストーリー。不治の病“発光病”を患う余命ゼロの少女・まみず(永野)と、彼女の願いを代わりに体験する少年・卓也(北村)による感動の物語が描かれる。この日は、まみずの依頼で一人遊園地を代行した卓也が出会うおじさん役で出演したジャングルポケットの斉藤慎二も来場し、トークを繰り広げた。
壇上で、観客の「可愛い!」という歓声に「イェーイ!」とピースで応えた永野。北村は「完成披露のときに大量の汗をかいたので、今日は扇子を持参しました。心配ご無用です」と茶目っ気たっぷりにあいさつを行った。
撮影中のエピソードを聞かれた北村は「お芝居とはいえ恥ずかしかったのは、一人で遊園地に行ったこと」と告白。劇中、一人遊園地を代行したシーンについて北村は「変なカチューシャをつけなきゃいけなくて、本当に恥ずかしかった。実際に行けと言われたら、僕は行かないと思います」と語る。
すると永野が「え? そうなの?」と目を丸くしながら「この前、どこかに一人で行きましたよね」と誘い水を向けると、北村は以前、ライブ鑑賞のために Zepp Tokyo へ行った際、20分ほど時間を持て余したため、近くのパレットタウン大観覧車に乗ったことを打ち明けた。会場から「えー」と声が響くなか、北村は「街を歩くより、一人で座ってゆっくりできるかなと思ったんです」と説明した。
ところが、北村は「(乗車後に)一人で記念撮影をしないといけなくて」と意外なオプションに戸惑ったそう。さらに「一回転に30分かかるらしくて、(集合時間に)10分遅刻するという……」と苦笑い。さらに、頂上まで上がったタイミングで隣のカゴに乗っていた人たちにも「北村じゃない?」とバレたようにも感じたそうで「やっぱり一人で遊園地はキツイ」とポツリ。永野も「信じられない」と冷静にツッコミをいれていた。(取材:錦怜那)
映画『君は月夜に光り輝く』は3月15日より全国公開