古田新太&吉田鋼太郎&井浦新、映画『ドラクエ』の担当キャラクターが明らかに!
人気ゲーム「ドラゴンクエスト」初のフル3DCGアニメーション映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』(8月2日公開)より、ボイスキャストである古田新太、吉田鋼太郎、井浦新の担当キャラクターが明らかになった。
【画像】キングスライムの姿も!映画『ドラクエ』のモンスターたち
「ドラゴンクエスト」シリーズは、プレイヤー自身が主人公となり世界を脅かす魔王を倒すため冒険に出るというロールプレイングゲーム。映画化されるのは1992年に発売された「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」で、親子3代にわたって魔王を倒す、結婚相手を選ぶなど、大河ドラマのような人生を体感できる作品として多くのファンを持つ。
今回、主人公・リュカ(声:佐藤健)と刃を交える魔物たちのボイスキャストが決定。古田がフローラ(声:波瑠)が住む町・サラボナの平和を脅かしている3つの目を持つ巨大なモンスター・ブオーン、吉田が幼いころからリュカを苦しめているモンスターのボス・ゲマ、井浦がすべてが謎に包まれている最恐の魔王・ミルドラースの声を務める。
本作について吉田は、「ドラゴンクエストとは青年時代からの長い付き合いで、まさか自分が登場人物になれるとは思っていなかったので、今作へ参加することができて幸せです。重要なボスキャラ・ゲマ役なのでプレッシャーがすごかったです」と喜び、井浦は「自分の声が吹き込まれたキャラクターが動き出すなんて、直撃世代としては言葉で表しきれないほどの幸せを感じています」とコメントを寄せている。
さらに、映画に登場するさまざまなモンスターの画像も公開され、父・パパス(声:山田孝之)の想いを受け、冒険に出たリュカが対峙するキラーマシン、キングスライム、メタルスライム、マタンゴ、オーク、ゲマの手下のジャミとゴンズの姿を見ることができる。(編集部・梅山富美子)
コメント全文
■古田新太
そいつが現れたのは大学のときだった。4回生の先輩の部屋にしか、それは無かった。ファミコンだ、そしてソフトは当然「ドラゴンクエスト」だ。何せそこにしかないものだから、みんな入り浸った。何人もが来て、勝手にプレイしてセーブしていく。「ふっかつのじゅもん」だ。みんながメモに書いて壁に貼っていく。無数の「ふっかつのじゅもん」がびっしりと貼られた壁、すぐにどれが自分のかわからなくなった。いまでもおいらたちは栄養ドリンクのことを「聖水」と呼んでいる。
■吉田鋼太郎
ドラゴンクエストの思い出と言えば、やはり初期の作品ですね。復活の呪文の一文字の写し間違いで復活できなかった辛さは筆舌に尽くしがたいです。ドラゴンクエストとは青年時代からの長い付き合いで、まさか自分が登場人物になれるとは思っていなかったので、今作へ参加することができて幸せです。重要なボスキャラ・ゲマ役なのでプレッシャーがすごかったです。いまでもああすれば良かった、こうすれば良かったと後悔しきりです。
■井浦新
小学生のころ、DQIから始まった大冒険。シリーズを重ねるごとに毎回魅了されてきました。高3のときに夢中になってプレイしたDQVの世界を下敷きにし、つくられたこの作品に、参加させていただき、自分の声が吹き込まれたキャラクターが動き出すなんて、直撃世代としては言葉で表しきれないほどの幸せを感じています。ユア・ストーリーが、DQの真骨頂である勇気と好奇心を、どのような表現で魅せてくれるのか、演じたキャラクターはいったいどんな仕上がりになっているのか、DQファンのひとりとして映画館で楽しみたいと思っています。