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東京パラリンピックの公式映画制作が決定 世界中で上映へ

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東京パラリンピックを映画として記録することが決定
東京パラリンピックを映画として記録することが決定

 東京2020パラリンピック競技大会公式映画制作に関する記者会見が11日に都内で行われ、NHKが特集番組を制作・放送し、それをベースに国際パラリンピック委員会(IPC)が公式映画を制作することが発表された。この日は、森喜朗東京2020組織委員会会長、アンドリュー・パーソンズIPC会長、上田良一NHK会長が出席した。

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 上田会長は、「NHKが制作した公式記録映像は、まずNHKで特集番組として放送します。その映像をもとに、国際パラリンピック委員会が公式映画を制作します」と説明。同作は非営利で世界中で上映されることになるそうで、「世界から集まる4,000人を超える多様なパラアスリートたちが、困難を乗り越えて未来を切り開いていく姿を芸術性と創造性に富んだ視点で描きます」と宣言した。

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 アンドリュー会長は、パラリンピックの公式映画制作は2014年のソチ冬季大会以来であることに触れつつ、「映画ならびにパラリンピック競技大会により、アスリートのたぐいまれなるパフォーマンスや、障がい者への理解・認識が大きく変わることを願っています」と思いを吐露。さらに、「公式映画は世界中で視聴される運びとなっており、若い世代の目に触れることによって、未来の意思決定者への働きにつながることを望んでいます」と語った。

 森会長は、「オリンピックの公式映画は開催都市契約で義務付けられておりまして、昨年10月に制作発表しました。パラリンピックにつきましては定めがないようですが、組織委員会としては必要な資料として制作しておきたい」とコメント。そして、「パラリンピックの成功なくして、東京大会の成功なし。具体的な企画内容はこれから検討しますが、企画・撮影に全面的な協力をしてまいりたい」と力を込めた。(取材:錦怜那)

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