「ベスト・キッド」宮本亞門演出でミュージカル化
1980年代に大ヒットした映画『ベスト・キッド』が、ブロードウェイの舞台を目指してミュージカル化されることが決定した。Entertainment Weekly ほか複数メディアが報じている。
【作品写真】ジェイデン・スミス主演リメイク版映画『ベスト・キッド』
これは、オリジナル映画『ベスト・キッド』の脚本家ロバート・マーク・ケイメンが、脚色しミュージカル化を計画している作品。作詞・作曲を、ミュージカル「Night Shift」のドリュー・ガスパリーニ、ダンスの振り付けをケオネ&マリ・マドリッド夫妻が担当、そして宮本亞門が舞台演出を務める。
そのストーリーは、転校生のティーンエイジャーが、いじめっ子たちから自身の身を守るために剛柔流の空手をミスター・ミヤギから学ぶというもの。
映画版としては、ラルフ・マッチオが主演した3部作と、ヒラリー・スワンクが主演した『ベスト・キッド4』、そしてジェイデン・スミスとジャッキー・チェンが共演したリメイク版『ベスト・キッド』が手掛けられた。一方テレビでは、1989年にアニメ版「ザ・カラテ・キッド(原題) / The Karate Kid」が放送。現在、YouTube Premiumで「ベスト・キッド」の34年後を描いたドラマ「コブラ会」が第2シーズンまで配信されている。
宮本は、2004年にミュージカル「太平洋序曲」の演出でブロードウェイ・デビューを果たしている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)