ジョーカー登場!『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット予告編
ザック・スナイダー監督が、途中降板したDC映画『ジャスティス・リーグ』を、新撮映像と共に再構築するディレクターズカット版(通称:スナイダー・カット)のアメリカ版予告編が、同作を配信する HBO Max のYouTubeチャンネルで公開された。
スナイダー・カットは、2017年に『アベンジャーズ』シリーズのジョス・ウェドンが完成させた『ジャスティス・リーグ』を、スナイダー監督が当初の構想に基づいてまとめあげた作品。アメリカでは、約4時間の映画作品として、3月18日より HBO Max でR指定作品として配信される。
公開された予告編には、2017年版に出番のなかった、ジャレッド・レトー演じるジョーカーがついに登場。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)でも描かれた、バットマン(ベン・アフレック)の悪夢と見られる場所で、銃を手にスワットと記されたベストを着用したジョーカーが、「俺たちは名誉が遠い記憶になった世界に生きている。そうだろ? バットマン」と語りかける。この世界線において、二人は共通の敵を相手にしているようにも見える。
また、劇場公開版で全カットされていた、悪役ステッペンウルフの主人ダークサイドも登場。レイ・ポーターが演じたダークサイドは、原作コミックにおいて、全宇宙の生物を支配し、その姿を望むままに再構築しようと目論む最強の悪役。彼が本作でどんな役割を果たすのかも注目される。さらに、フラッシュことバリー・アレン(エズラ・ミラー)が、恋人のアイリス(カーシー・クレモンズ)を助ける場面も登場し、劇場公開版では描かれなかったキャラクターの活躍も期待させる。(編集部・入倉功一)