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ジョニー・デップ「DV夫」報道をめぐる名誉毀損訴訟の上訴棄却

まさに泥沼状態のジョニー・デップとアンバー・ハード
まさに泥沼状態のジョニー・デップとアンバー・ハード - Steve Granitz / WireImage / Getty Images

俳優のジョニー・デップが、タブロイド紙 The Sun に対して起こした名誉毀損訴訟の上訴が、英国の控訴院によって棄却されたと The Guardian ほか各メディアが報じた。ジョニーは、彼を元妻で女優のアンバー・ハードを暴行した“ワイフビーター”(DV夫)と報じた同紙を訴えていたが、昨年11月に敗訴していた。

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 判決後、上訴の意向を示したジョニーの弁護士は、「新たな証拠」に基づき、アンバーが慈善団体に寄付すると発表していた離婚和解金700万ドル(約7億3,500万円・1ドル105円計算)が、ほとんど支払われていないと非難。この発表が彼女の信頼を高め、デップに不利な状況が生まれたとしていたが、控訴院では、判決がそうした一般的な認識に影響されたと信じるに足りる根拠はないと結論付けたという。

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 この敗訴の影響で、ジョニーは映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズで演じていたグリンデルバルド役から降板。当時、自身のInstagramで「ワーナー・ブラザーズから『ファンタスティック・ビースト』シリーズのグリンデルバルド役を降板するように求められ、私は要求を尊重し受け入れました」と明かしていた。グリンデルバルド役はマッツ・ミケルセンが引き継ぐ。

 このほかにジョニーは、アメリカでもアンバーに対する名誉棄損訴訟を抱えている。ジョニー側は、アンバーがワシントン・ポストに寄せた寄稿文を問題視。彼の名前は挙げていないが、自分が家庭内暴力(DV)の被害者であるという前提で書かれたものであるといい、2019年に訴えを起こした。この裁判についてDeadlineは、新型コロナウイルス感染拡大なども影響したことで、来年4月まで延期されたと報じている。(西村重人)

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