朝ドラ「ちむどんどん」仲間由紀恵、大森南朋がヒロインの両親役!川口春奈ら新キャスト発表
黒島結菜がヒロインを務める、2022年度前期の連続テレビ小説「ちむどんどん」に仲間由紀恵、大森南朋、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌がヒロインの家族役で出演することが決定した。
本作は、沖縄に生まれ育ったヒロインとその家族を描く。比嘉暢子(黒島)は四兄妹の次女。沖縄の本土復帰と共に上京し、西洋料理のシェフを目指し修業をしながら青春を送り、やがては東京で沖縄料理の店を開くため奮闘する。
夫と共にサトウキビ農家として働きながら四兄妹を育てる母親・優子役を仲間、唄三線をこよなく愛する父親・賢三役を大森、自由奔放で勉強は苦手、素行も悪いが心優しい家族思いな長男・賢秀役を竜星、勉強ができ、性格も優等生で子どもの頃からの夢だった小学校の教員になる長女・良子役を川口、幼いころから病気がちで、強烈にシャイな性格の末娘・歌子役を上白石が担う。
仲間は、「沖縄の豊かな自然の中、島の太陽を浴びながらすくすくと成長する子どもたちを育てる、大らかで明るい母、優子を演じられることが今からとても楽しみでワクワクした気持ちです。個性豊かな子どもたちの成長を支えながら、沖縄の美しい海、緑、空気を視聴者の皆様にお届けできるよう頑張ります」と意気込む。
大森は、「演じさせていただきます比嘉賢三さんは家族を愛し、唄三線を愛し、真っ直ぐ生きてきた人なのかな? 時代に苛まれながら生きてきた彼には許せない思いも、揺るぎない思いもあったのだと想像できます。そんな人間には惹かれます。まだなにも始まっていないので、正確には答えられませんが、『タイトル』『脚本』『共演者』『スタッフ』そんなヒントとなるワードたちに囲まれながら、いつもより早めにワクワクしております」と期待を寄せる。
竜星は、「比嘉家の長男、賢秀の印象は、自分勝手でトラブルメーカーなところはあるけれど、家族への愛や優しい一面を持っている人物です。きっと作品の中でも何度もトラブルを起こし家族やその周りの人を巻き込んでいくことでしょう。でも最後にはなんだか憎めない。そんなみんなのニーニーをつくっていけたらと思います」と気合十分。川口は、「四兄妹の長女、良子を演じさせていただくこととなりました。きっとしっかり者で責任感の強いお姉ちゃんなのかなと思います。沖縄という素晴らしい場所で、家族や兄弟の愛や絆をあったかく深く描いてみなさまにお届けすることができたらと、今からとてもドキドキしています。もがきながらも一生懸命、全うしたいと思います」とコメント。
上白石は、「連続テレビ小説『ちむどんどん』にて、三女・歌子役を務めることになりました。長年の夢であり目標であった連続テレビ小説で私の名前の一部である“歌”のつく役を演じさせていただけること、なにか大きな運命を感じます。歌子は幼いころから体が弱く恥ずかしがり屋、一方で歌を心の底から愛している女性です。私も歌子も歌によって生かされているということから、深く繋がっていけそうな予感が今からしています」と語っている。
なお、大森、川口、上白石は本作で連続テレビ小説に初出演となる。大森は「子どものころから現在に至るまで、ずっとずっとすぐそこにあったNHKの連続テレビ小説に、自分が出演できる日が来るなんて光栄であり楽しみで仕方ありません。くれぐれも、よろしくお願いします」、川口は「朝ドラは長い期間撮影すると思うので、チームでの一体感や達成感がすごいんじゃないかと思っています。朝ドラは幅広い世代から愛される作品だと思いますので、とても光栄で楽しみです」、上白石は「連続テレビ小説の世界で生きる人物たちは、誰もがひたむきで目の奥に光を感じます。今までも数々の作品に、何度も心を灯してもらってきました。私も生き生きとした光をまとえるよう、1日の始まりの活力をお届けできるよう、誠心誠意この作品に向き合って参ります」とコメントを寄せている。(編集部・梅山富美子)