超実写版『ライオン・キング』前日譚、ムファサ&スカー役が決定
2019年に公開されたディズニー超実写版『ライオン・キング』の前日譚映画に関して、メインのボイスキャストが決まったとDeadlineなどが報じた。
サバンナを治める偉大な王でシンバの父であるムファサのオリジンストーリーになるとみられている同作。若きムファサ役を務めるのは、映画『オールド』やドラマ「地下鉄道 ~自由への旅路~」のアーロン・ピエールだ。ムファサの弟で、王になれない自分の運命を恨むスカー役は、『シカゴ7裁判』や『WAVES/ウェイブス』のケルヴィン・ハリソン・Jr。この前日譚においては、傷跡にちなんだあだ名であるスカーではなく、タカという本名で登場することになる。
監督は『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスで、脚本家は前作に引き続きジェフ・ナサンソン。現在、制作と共にその他のキャスティングが進められている。音楽は前作から続いての参加となるハンス・ジマーに加え、ファレル・ウィリアムス、ニコラス・ブリテルが手掛けると発表されている。
驚異的なCG表現により、ディズニーの人気作を実写もアニメーションも超えた“超実写版”としてよみがえらせた映画『ライオン・キング』(2019)は、世界興行収入16億6,763万5,327ドル(約1,834億円)を上げる大ヒットを記録していた。同作で主人公シンバ役を務めたのはドナルド・グローヴァー、ヒロイン・ナラ役はビヨンセだった。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル110円計算)(編集部・市川遥)