『プロミシング・ヤング・ウーマン』興収1億円超え!口コミでヒット
公開中の映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』の日本での興行収入が、1億円を突破した。
第93回アカデミー賞脚本賞を受賞するなど賞レースで存在感を放った本作は、『17歳の肖像』『華麗なるギャツビー』などで知られるキャリー・マリガンが主演を務めた復讐エンターテインメント。ある事件によって医大を中退し、今はカフェの店員として平凡な生活を送っている30歳目前のキャシー(キャリー)が、夜ごとバーやクラブで酩酊状態を装い、声をかけてくる男性たちに制裁を加えていくさまを描く。
日本では7月9日より2スクリーンでの先行公開後、7月16日に全国公開を迎えた。8月26日までで観客動員数7万401人、興収1億34万4,700円を記録するなど、コロナ禍のなか健闘している。ヒットを後押ししたのは観客の口コミだといい、SNSでは共感を呼ぶ時代性に富んだ物語や、一筋縄ではいかない衝撃的な展開への熱い感想が多数見受けられる。
キャストにはキャリーのほか、ボー・バーナム、アリソン・ブリーらが集結。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のハーレイ・クイン役などで人気のマーゴット・ロビーが製作に名を連ね、女優としても活躍するエメラルド・フェネルが監督・脚本を務めた。(須田璃々)