永瀬廉、キンプリは「自己完結」タイプと告白 悩む学生にエール
永瀬廉（King & Prince）が14日、都内で行われた映画『真夜中乙女戦争』大学生お悩み相談イベントに共演の池田エライザと共にサプライズ登壇し、悩める現役大学生たちにアドバイスとエールを送った。
本作は、「いつか別れる。でもそれは今日ではない」などで知られる作家・Fのベストセラー小説を実写映画化した作品。平凡で退屈な日々を送る大学生の“私”（永瀬）が、自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争を描く。
永瀬が、“私”が恋心を抱く凛々しく聡明な“先輩”役の池田とサプライズ登壇すると、学生たちは大喜び。永瀬自身は悩み相談をすることも受けることもほとんどないそうで、「キンプリはそういうタイプではないんですよね。（各々悩みを）抱えているでしょうけど、年もある程度とってきたので自己完結が多いと思います」と言いながらも、学生たちのさまざまな相談事に耳を傾けた。
「好きな男性に女として見てもらえない」と悩む女性には、「じっと見つめてあげてください。それによって『俺のこと良く思ってくれているのかな』と感じ、女性として意識せざるを得ない状況になるのかな」と答える永瀬。さらに、「人として尊敬できる部分を作る。料理がすごく上手とか、そういうものを一つ自分の武器として持っていると効果が働くのかな」と続けた。
一方、池田は「自分の魅力を男性に合わせる必要はないと思います。いつか（本来の）自分の魅力がなくなってしまうことにつながるから。自己満足でいいから、かわいくなろうと（努力し）続ける方が異性に素敵だなと思ってもらえるのかな」と考えを示すと、「だから別に料理上手にならなくてもいい。わたし、料理できませんから」とキッパリ。永瀬は「なるほどね……。共演者内でバチバチしてる。仲悪！ 俺とエライザさん」と笑いつつ、「料理とは言ったけど、例えばやからね」と釈明し、「自分に合ったもので無理せん程度に頑張ってください」とエールを送った。
「やりたいことが見つからない」という就職活動中の学生からの質問には、「俺も（ジャニーズ）事務所には親に入れられた感じで、全然やる気がなかったし、人前に立つのが嫌だった。それでもジャニーさんが俺の立ち位置を前にするから、なんでなんやろう？ と思っていた」と打ち明け、「やりがいを感じはじめたのは入って3年くらい。きっかけは一つの舞台を作り上げる中で、先輩方が頑張っているのに俺だけやる気がないのは申し訳ないという気持ちから」と自身の変化も告白。そして、「（やりたいことが）わからんのが普通やと思うし、とりあえず（会社に）入ってみるので全然いいと思う」と背中を押していた。（錦怜那）
映画『真夜中乙女戦争』は1月21日より公開
訂正：初出時の呼称に誤りがあったので修正しました。お詫びして訂正いたします。