『ゴッドファーザー』シリーズ4K上映決定!最終章が劇場初公開
不朽の名作『ゴッドファーザー』の公開50周年を記念して、シリーズ三部作が2月25日から3日間限定で4K上映されることが決定した。それぞれ1日1作品ずつ、TOHOシネマズ日比谷とTOHOシネマズ梅田で公開される。
上映されるのは『ゴッドファーザー』(1972)と『ゴッドファーザーPART II』(1974)、そして公開30周年となる2020年にフランシス・フォード・コッポラ監督自らが完結編として『ゴッドファーザーPART III』(1990)を再編集した『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』。再編集版についてコッポラ監督は「雰囲気もスタイルも描いている内容も旧編集版とは違うので、まったく別物と言える、とても感動的な作品になっていると思います。鑑賞後、全員涙していました」と語っていた。なお、最終章は日本初の劇場公開となる。
本シリーズは、裏切りと抗争に染まった一大マフィアファミリーの愛と確執の物語。ファミリーの頂点に君臨するヴィトー・コルレオーネ役のマーロン・ブランド、その息子マイケル役のアル・パチーノのほか、ジェームズ・カーン、ロバート・デュヴァル、ダイアン・キートン、ロバート・デ・ニーロ、アンディ・ガルシアら多くの名優が出演している。アカデミー賞では、1作目が作品賞を含む3部門、2作目も作品賞を含む6部門を受賞するなど、公開50周年を迎えた今なお、映画史に残る名作として語り継がれている。(今井優)