『チェリまほ』赤楚衛二の素直さ&町田啓太の美しい所作!監督語る魅力
映画『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』(公開中)の風間太樹監督が、安達役の赤楚衛二と黒沢役の町田啓太の魅力を、シネマトゥデイのYouTube配信番組「シネマトゥデイ・ライブ」のインタビューで語った。
本作は、人気コミックスをドラマ化した「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」のその後の物語が展開する。童貞のまま30歳を迎えたことにより“触れた人の心が読める魔法”を手に入れたさえないサラリーマン・安達(赤楚)と、安達を一途に想う黒沢(町田)は紆余曲折を経て恋人同士に。映画では、2人の新たな物語が描かれる。
風間監督は、安達役の赤楚と初めて顔を合わせたときについて「やわらかく朗らか。話していても素直な人なんだなということが会話の隅々で感じた」と振り返る。「言葉を交わしていっても、自分が思ったことに対して素直に話しますし、逆に僕が言うことを素直に受け止め過ぎちゃうところがある。でも、さわやかで朗らかで素直」とその魅力を語っていた。
一方の町田について「本当に町田さんは所作が美しい」とベタ褒め。映画の初詣のシーンでは、「神主さんがいらっしゃったので、その場で取材をして、手を合わせるときに『どういう所作が美しいんですか? 正しいんですか?』と直接お伺いしていた。動きが細部まで整っている」という町田のエピソードを明かし、「自分自身への演出・表現」と些細なところまでこだわる真摯な役への向き合い方を絶賛していた。
また、監督から見た赤楚と町田の印象は、ドラマから「良くも悪くも変わらず」。「ドラマを撮影した時期から映画での再会まで1年は空いている。彼らはほかの作品にも出演していましたし、変化を感じるのかな? と思っていたんですが、ネガティブな方向の変化はなくて。ポジティブに信頼関係が持続されたまま帰ってきたな、と。僕とのコミュニケーションもそうですし、2人がより信頼関係が築けていった」と感じたそうだ。(編集部・梅山富美子)