城桧吏、主演映画初日にサプライズ！新垣結衣からの表彰状に笑顔

　俳優の城桧吏が22日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『ゴーストブック　おばけずかん』初日舞台あいさつに出席し、撮影からプロモーション活動まで懸命に駆け抜けてきたことを称して新垣結衣から表彰状を送られ、城は「こんなに素敵なものをもらって……」と満面の笑みを浮かべていた。イベントには柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、神木隆之介、山崎貴監督も参加した。

新垣結衣、城桧吏らに表彰状！キャスト感動の初日舞台あいさつ【写真】

　本作は「大人が知らないベストセラー」として長く愛され続けている児童書「おばけずかん」を、『STAND BY ME ドラえもん』シリーズなどの山崎貴が実写映画化。“どんな願い事も叶えてくれる一冊の本＝おばけずかん”を手に入れた一樹（城）ら子どもたちが、夢をかなえるために奮闘する姿が描かれる。

　オーディションから撮影、プロモーション活動と主演として精力的に活動してきた城。そんな作品がようやく初日を迎えたことに「とても嬉しいです」と笑顔を見せると「学校の友達に『一緒に観に行こう』と誘われたり『絶対観るからね』と声をかけてもらいました」と周囲からも注目してもらえていることを明かす。

　城をはじめとする子どもたちの奮闘に山崎監督は「感情を露わに出すシーンがあったりと、大変なこともたくさんあったと思いますが、乗り越えてくれました」と労をねぎらうと、子どもたちに試練を与える謎の古本屋店主を演じた神木は作品になぞらえて「図鑑の試練、見事達成です」と太鼓判を押す。

　そんな子どもたちにサプライズで表彰状が送られることに。城は観客からQ＆Aを募るとコーナーと聞いていたようで、サプライズにきょとんとした顔を見せるも、状況を把握すると「こんな素敵なものをいただけて嬉しいです」と破顔する。驚きと喜びのなか、今度は城が「新垣さんがクランクアップしたとき、僕ら一人ひとりにお手紙を書いてくれたんです。そのお礼で僕らも手紙を書きました」とサプライズ返し。

　城は、撮影現場で新垣が優しく接してくれたエピソードを披露すると「撮影の最後にお手紙をいただいたのが、とても嬉しかったです。いただいたお手紙を読んで、手紙って心が温まるものなんだなと改めて感じることができ、これから僕も手紙を書く機会を増やしていきたいと思いました」と影響を受けたことを明かす。

　さらに城は、俳優の先輩としてたくさんのことを学んだと語ると「これからの自分に活かしていきたいです」とさらなる飛躍を誓い「この場を借りて、新垣さんからもらった手紙の返事ができて良かったです」と思いを語っていた。（磯部正和）