池田エライザ主演「ドロンジョ」新キャスト発表!バトルシーンを収めた新映像も
池田エライザ主演で「ヤッターマン」のドロンジョの過去を新たな視点で描く「WOWOWオリジナルドラマ「DORONJO/ドロンジョ」(全11話、10月7日より放送・配信)の追加キャストが発表。あわせて第二弾予告映像も公開された。
本作は、「ヤッターマン」を原作に描かれる、タツノコプロ創立60周年を記念したWOWOWオリジナルドラマ。池田ふんする主人公・泥川七音(どろかわ・なお)が、正義の味方、ヤッターマン1号・2号と対峙する敵役・ドロンジョとして悪に手を染めることになるまでの知られざる過去や壮絶な生き様を描く。
今回、「ヤッターマン」にも登場するキャラクターと、ドラマオリジナルのキャラクターを演じるキャストが発表。のちにドロンジョの敵役である正義の味方「ヤッターマン」となる面々には山崎紘菜と金子大地が決定。山崎が演じるヤッターマン2号となる聖川愛花は、貧しく過酷な環境で生きる七音とは対照的に、裕福な家庭で育ち、美貌を生かしてインフルエンサーとしても活動している役どころ。七音とは一時期、アマチュアボクシングの世界で日本代表をめぐってしのぎを削りあうライバルだった。金子が演じる“ヤッターマン1号”となる高岩田ガンは、愛花の幼なじみで行動力もある。原作同様に愛花の強力なパートナーとして登場し、そんな愛花とガンの「世の中を良くしたい」という真っすぐな“正義”が、皮肉にも七音の運命を大きく狂わせていくことになる。
また、のちに“ドロンボー一味”としてドロンジョの泥棒稼業を支えることになる面々には矢本悠馬と一ノ瀬ワタル。矢本が演じる“ボヤッキー”こと飛悟(ひゅーご)は、原作同様にメカ造りの天才で一味の頭脳担当でもあるが、ある悲劇によって左足を失い、絶望の淵にいた七音へ自らの技術で制作した“義足”という希望を与える重要人物。一ノ瀬が演じる“トンズラー”こと匠苑(しょーん)は、大柄で強面な見た目とは対照的に、天然で可愛らしいキャラクター。一味の怪力担当であり、いざというときに七音の盾となる頼れる存在として登場する。
そして、原作には登場しないオリジナルキャラクターの瑛磨(えーす)を田中俊介が演じる。タツノコプロが初めて手掛けたテレビアニメ「宇宙エース」からインスパイアされたキャラクターで、飛悟や匠苑らとともに裏社会で生きる謎多き人物となる。絶望の淵にいる七音を拾い上げるキーパーソンで、根底にある“孤独”に共鳴しあい、かけがえのない存在となっていく。
あわせて、キャスト陣が総出演する第二弾予告映像も公開。池田のバトルシーンも見ることができる。(編集部・大内啓輔)
コメント全文
・山崎紘菜(聖川愛花役)
日本を代表するアニメーションとして世代を超えて親しまれている ヤッターマン、そして多くの人々に愛されているアイちゃんという キャラクター。出演が決まり、光栄に思うと同時に身が引き締まる思いでした。正義とは、悪とは、という問いを私達に投げかけてくるような作品ですが、アイちゃんを通して、他人を思いやること、 本当に相手の立場になって物事を捉え考える想像力とは、とても難しいものだと改めて感じました。アイちゃんは自分の正義と受け止めきれない現実の間でもがいているのですが、皆さんもどうしたら世界は良くなるのかを一緒に探していただけたらなと思います。あ、それとこの世界ではアイちゃんはボクサーです。よろしくお願いします。
・矢本悠馬(飛悟役)
小さい頃からアニメで見ていたキャラクターを演じることができ、大変光栄でした。タツノコプロの作品は再放送やVHSで楽しく拝見していましたし、ドロンジョ一味のボヤッキーは1番好きなキャラクターだったので、撮影が始まる前からワクワクしていました。今回の作品は僕たち一味にフォーカスを当てることで今まで想像の外側にあった物語が展開していきます。ヤッターマンのファンの方は勿論、初見の方も楽しめるものになっているはずです。世の中が法律的にヴィランと呼ぶ彼らは何故ヴィランになったのか、ならなければならなかったのか。善悪とは何なのか。見て見ぬふりをしてはいけないノンフィクションがあるはずです。是非ともご鑑賞くださいませ。
・金子大地(高岩田ガン役)
僕が演じる高岩田ガンは後のヤッターマン1号になる男です。今回オファーを頂いてとても光栄に思い、ぜひ演じてみたいと思いました。ドロンジョにフォーカスを当てたときに、ライバルのヤッターマンはどのように見えているのかもこのドラマの見どころだと思うので楽しみにしていただきたいです。また、スタッフ・キャストの皆さんと最高のチームで撮影することができ、とにかく楽しく演じさせていただきました。ぜひ! 観てください!
・一ノ瀬ワタル(匠苑役)
日本中から愛されている「ヤッターマン」。その中のトンズラーのオファーをいただいたときはとても光栄でした。そして今回の主役はドロンジョ様。ひとりの女の子がどうしてドロンジョ様になったのか、ボヤッキー・トンズラーと出会い、どうやって「ドロンボー一味」になっていくのか、そこにはとても過酷な物語があります。撮影中、とくに池田エライザさんは大変な役作りと撮影が続いていましたが、そんな日々を共に楽しんで乗り越えていくうちに、ドロンボー一味の「絆」が出来上がっている感じがしました。そのような中で迎えたラストシーンは、皆さんの胸にも刺さると思いますので、ぜひご覧下さい!
・田中俊介(瑛磨役)
タツノコプロ創立60周年という記念すべき作品に携わることができ大変光栄です。私が演じさせていただいた瑛磨という男はドラマオリジナルキャラクターです。"無戸籍"というキーワードを頼りに、監督、プロデューサーと話し合いを重ね、共にこの世界観を生きるキャストの皆さんと言葉を交わし触れ合いながらキャラクターを作っていきました。存在を認めてもらえない。社会と繋がることすら許されない。そんな中、見つけた自分の居場所。そこを守る姿は野性味があって、獣のように思えました。その鋭さの中にある、あたたかさ、柔らかな一面が時折垣間見えると魅力的なキャラクターになるなと思い取り組ませていただきました。ドロンジョがドロンジョになる前のお話……。お楽しみに!