マーベル新作「アイアンハート」D23で映像初公開！魔法を使う悪役ザ・フッド登場へ
現地時間10日、マーベル・スタジオの新作ドラマシリーズ「アイアンハート（原題） / Ironheart」の初となるフッテージ映像が、米アナハイムで開催中の「D23 Expo 2022」内で限定公開された。会場には製作総指揮を務めるライアン・クーグラーと、パーカー・ロビンス役のアンソニー・ラモスが登場した。
2016年にコミックス初登場を果たしたアイアンハートは、マサチューセッツ工科大学（MIT）に通う15歳の黒人少女リリ・ウィリアムズが、トニー・スタークの後を継ぎ、アーマーをまとったヒーロー。独力でアイアンマンに似たスーツを作り、トニーに認められた天才だ。実写版では、『ビール・ストリートの恋人たち』のドミニク・ソーンが主人公リリを演じる。
フッテージ映像では、アーマー製作に没頭するリリの姿を映し出し、彼女が作り上げたアイアンマンに似たスタイリッシュなスーツがお披露目。終盤では、アンソニーふんするリリの友人パーカーが、原作コミックで人気が高い、魔法のアイテムを駆使して戦うヴィラン、ザ・フッドに変貌することも示唆された。
マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギによると、本作は「科学と魔法の衝突」をテーマに描くという。パーカー役のラモスは、自身のキャラクターが「複雑な男」であると明かし、「彼は深い闇に堕ちていくが、内面ではそれが善の行いであると信じている」と説明していた。
ドラマは現在制作中で、2023年にディズニープラスでの配信を予定している。なお、配信に先駆け、主人公リリは映画『ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー』（11月11日日米同時公開）でマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）入りを果たす。（取材・文：編集部・倉本拓弥）