門脇麦、WOWOW連ドラ初主演！「ながたんと青と」で料亭再建に挑む料理人に

　2023年春よりWOWOWで放送・配信予定の連続ドラマ「ながたんと青と －いちかの料理帖－」（全10話）で門脇麦が主演することが明らかになった。

【動画】門脇麦の装いもステキ「ながたんと青と －いちかの料理帖－」超特報映像

　本作は、月刊漫画雑誌「Kiss」で連載中の磯谷友紀の同名コミックを原作とするグルメラブストーリー。戦後間もない京都を舞台に、年の差夫婦が料亭再建に奮闘する中で絆を育んでいく姿が描かれる。全話の監督を2021年の映画『サマーフィルムにのって』で長編映画デビューした松本壮史が担当。脚本をドラマ「地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子」「大江戸もののけ物語」の川崎いづみをメインライターに、第2回WOWOW 新人シナリオ大賞で優秀賞を受賞した弓削勇が執筆する。
　
　WOWOW連続ドラマ初主演となる門脇が演じるのは、老舗料亭「桑乃木」の長女で、ホテルのレストランで働く34歳の料理人・いち日。「ながたん」と呼ばれる包丁を残して戦死した夫を思いながら、ホテルの料理人として生きていくことを決めていたが、ある事情から経営難に陥った実家の料亭を建て直すべく政略結婚をすることに。しかし、相手はなんと15歳も年下で、初対面のいち日に対してクールで辛辣な物言いをする人物。女性料理人がまだ珍しかった時代に、前向きに未来を切り開いていくことになる。

　あわせて超特報映像も公開。いち日が料亭の娘としてこだわる出汁と、ホテルの料理人として培った洋食の技術を融合した創作料理の数々を見ることができる。『ラーゲリより愛を込めて』『THE LEGEND＆BUTTERFLY』など、さまざまな時代劇で衣裳を手掛けるスタイリストの大塚満による、いち日の和装を中心とした華やかな装いも目を惹く。（編集部・大内啓輔）

門脇麦（主人公・桑乃木いち日役）コメント

私自身、食べること、料理することが大好きで、いつか料理に携わる作品に出演してみたいなとずっと思ってきました。
お話をいただいて、原作を読ませていただき、とにかくご飯が温かく美味しそうで。
そして人間模様も繊細で温かくて。なんて素敵なんだろうと。
演じていても毎日心がほかほかでした。
女性がまだ料理人になるのが難しかった戦後直後のお話です。
時代の流れと闘ういち日と、周との関係性の中でほぐれていくいち日の気持ちを温かく見守っていただけたら嬉しいです。
そして皆様にも優しい気持ちが届けば、これ以上に嬉しいことはありません。