「舞いあがれ!」岩倉学生が空へ!福原遥の熱演でドキドキ感がハンパない
現在放送中の「舞いあがれ!」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)が11月29日に第42回が放送され、福原遥ふんするヒロインの岩倉舞が初フライトに挑んだ。空を舞った喜びを表情で表現する福原の熱演がSNSでも話題を呼んでいる。
連続テレビ小説の107作目となる「舞いあがれ!」は、1990年代から現在を舞台に、舞が大空に舞いあがるという夢に向かっていく姿を描く物語。ものづくりの町である東大阪や自然豊かな五島列島でさまざまな人との絆を育んだ舞が、夢を実現するために航空学校での訓練を続けている。
柏木学生(目黒蓮)、水島学生(佐野弘樹)とともに初フライトの日を迎えた舞。3人はフライト前に気象状況と飛行計画のブリーフィング、そして安全に飛行できるか否か大河内教官(吉川晃司)へ説明を行った。無事にクリアすると、ついに初フライトに臨むことに。3人のうち、大河内教官が訓練の一番手として指名したのは、前日に操縦開始の手順であるプロシージャーがきちんとできなかった舞だった。
大河内教官の手助けもあり、無事に初フライト訓練で空を飛んだ舞。大きな瞳で上空からの景色を見つめ、目を潤ませながら喜びの表情を浮かべる。訓練中とあり、大きなリアクションは取れないものの、その思いを伝える熱演で視聴者の心をグッと掴んだ。一方、その後のフライトを振り返るデブリーフィングでは、まだ緊張の糸がほぐれないのか、集中した表情。これまでの勉強の大変さを感じさせるとともに、さまざまが感情が行き来する舞のドキドキがこちらにそのまま届くような演技を見せた。
その夜、空腹をおぼえた舞は夜食を食べようと休憩室へ向かうと、そこには吉田学生(醍醐虎汰朗)が。母を思うばかり、あわや退学の瀬戸際にいた吉田だが、無事にフライトを終えた思いを舞にしみじみと打ち明けた。そのとき、部屋の外には柏木の姿が。二人の姿を目にすると、その場を立ち去った柏木。その心に去来した思いは何だったのか、柏木の複雑な心の内を想像させる目黒の繊細な演技も光った。(編集部・大内啓輔)