渋谷TOEI、閉館後は「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」が営業開始 来年初夏から
東映株式会社の直営劇場「渋谷TOEI」の閉館後のフロア展開として「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」が営業されることが発表された。
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12月4日をもって閉館することが発表されている「渋谷TOEI」。1953年11月18日に渋谷宮益坂下の地に「渋谷東映」「渋谷東映地下」として新築開業。改称や建て替えなどを経て、2004年に「渋谷TOEI1」「渋谷TOEI2」となり、長らく親しまれてきた同館が69年の歴史に幕を下ろす。
Bunkamuraル・シネマは2023年4月10日から2027年度中(時期未定)に休館予定。「渋谷TOEI」の閉館後に、同じ場所で「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」として営業が開始される。
なお、最終営業となる12月4日に「さよなら渋谷TOEI」と題して『鉄道員(ぽっぽや)』(1999)と『バトル・ロワイアル』(2000)のラスト特別上映が行われる。『鉄道員(ぽっぽや)』は受賞した映画賞のトロフィーや表彰楯、舞台となった幌舞駅の模型が展示され、『バトル・ロワイアル』は受賞した映画賞のトロフィーや劇中の男子生徒の制服(衣裳)を展示。さらに、当時脚本・製作を担当した深作健太監督がメインスタッフと共に渋谷TOEIラスト上映に駆けつける。
また、前日 12月3日には『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ!』の上映イベントの実施も決定した。(編集部・大内啓輔)