「100万回言えばよかった」初回、切なくも笑えるテイストに沸く 佐藤健の胸キュンシーンも!
井上真央主演、佐藤健、松山ケンイチ共演の2023年1月期TBS金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」(毎週金曜よる10時~)の初回が13日に放送され、切なくもユーモアあふれるテイストにSNS上では多くの感想でにぎわった(※ネタバレあり)。
本作は、子供時代を同じ里親のもとで過ごし大人になってから偶然再会した相馬悠依(井上真央)と鳥野直木(佐藤健)と、意図せずして二人に関わることになる刑事・魚住譲(松山ケンイチ)を軸にしたストーリー。脚本を大ヒットドラマ「きのう何食べた?」や朝ドラ「おかえりモネ」などの安達奈緒子、演出をドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの金子文紀らが務める。
初回は2023年1月13日、悠依の誕生日からスタート。悠依は何やら怒った様子で部屋を掃除しており、そばにいる直木が話しかけるが悠依は反応せず、悠依に彼の姿が見えていないことがわかってくる。やがて徐々に深刻なムードになり、悠依は突然姿を消した直木の捜索願を出し、そこで刑事・譲と出会う。一方で、譲は街中で偶然直木を見かけ、衝撃的な光景を目にする。
~以下よりネタバレあり~
突然の恋人の失踪に憔悴する悠依、自分が死んだことがわかっていない直木、幽霊のSOSに振り回される譲。不慮の死を遂げた男が幽霊となって恋人のもとに現れ、第三者を通じてメッセージを送るという設定は、1990年の大ヒット映画『ゴースト/ニューヨークの幻』を彷彿とさせるという声も。
また多くの視聴者が期待したであろう佐藤の胸キュンのシーンもあり、悠依の回想で直木とのキスシーンになるとSNS上はたちまち悲鳴であふれ、佐藤のラブコメ「恋はつづくよどこまでも」を引き合いに出す声も。一方、直木が譲につきまとうシーンでは「義母と娘のブルース」で演じたやんちゃな麦田を重ねる声もみられた。
“運命の恋人”を演じる井上と佐藤のカップリングもさることながら、とりわけ話題を呼んだのがコメディリリーフの松山。幽霊になった直木の姿を目撃したときの絶妙な表情に加え、終盤に直木の魂が譲の体に乗り移ったシーンでは“憑依演技”と絶賛の声が続々。「松ケン2役なのね」「演技うま」「おもろすぎる」と沸き、佐藤との掛け合いも好評を博した。
一体、直木の身に何が起きたのか……? 初回で立ち上がった大きな謎のほかに、ネット上では直木や譲が度々目にする黄色のダウンジャケットをまとった男(板倉俊之)の存在も話題に。彼にはどうやら直木の姿が見えているようで、「視える人なのか、それとも死者なのか」とざわついている。また劇中に登場した絵本「100万回生きたねこ」が、どのような意味を持つのかも気になるところ。(編集部・石井百合子)