「犬神家の一族」湖の二本脚も!恐怖の場面写真公開
吉岡秀隆が名探偵・金田一耕助を演じるドラマ「犬神家の一族」(4月22日・29日、BSプレミアム、BS4Kで夜9時~10時30分)から場面写真が公開された。有名なショッキングシーン“湖の逆さの二本脚”も見られる。
これまで度々映像化されてきた横溝正史のミステリー小説を原作に、名探偵・金田一耕助が財閥・犬神家で起きる奇怪な連続殺人事件に挑むさまを追う本作。金田一を、NHK版金田一シリーズ「悪魔が来りて笛を吹く」(2018)、「八つ墓村」(2019)に続いて吉岡秀隆が演じ、監督を大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でチーフ演出を務めた吉田照幸、脚本をドラマ「岸辺露伴は動かない」シリーズの小林靖子が担当する。
場面写真には財界の大物・犬神佐兵衛と親族たち、佐兵衛の遺産を息子・佐清(すけきよ)に相続させようとする長女・松子(大竹しのぶ)、殺人事件の捜査に臨む金田一と刑事の磯川(小市慢太郎)らの姿が。凍った湖から突き出した二本脚や湖へと続く赤く染まった道筋などのショッキング描写や、マスクをとろうとする不気味な佐清も見られる。
前編では、戦後まもなく信州那須湖畔の広大な屋敷で、財界の大物・犬神佐兵衛が他界し、壮絶な骨肉争いが始まる。勢ぞろいした一同の前で発表された遺言状は、血を分けた一族ではなく他人に遺産を与えるという衝撃的な内容だった。松子ら3人の佐兵衛の娘たちが反目し合うなか、湖を訪れていた金田一の前で、佐兵衛の孫たちが謎の死を遂げていく。そして、復員してきた孫の佐清。顔は戦争によるケガのため不気味なマスクで覆われているが、彼は本当に佐清なのか。正体不明の元日本兵や、三つの家宝に秘められたメッセージなど、数々の謎が金田一に立ちはだかる。(編集部・石井百合子)