実写ドラマ「岸辺露伴は動かない」好きなエピソード投票結果 1位は「くしゃがら」
高橋一生主演で「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの漫画家・荒木飛呂彦の読切作品を実写化したドラマ「岸辺露伴は動かない」のエピソード投票をシネマトゥデイが実施し、1位に、第2話「くしゃがら」が輝いた。(総投票数1,254票、投票期間:5月1日~5月8日)
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同企画は、「岸辺露伴は動かない」の制作チームが荒木の読切作品の映像化に挑んだ長編映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(5月26日全国公開)の公開を記念して実施したもの。2020年から2022年まで、NHKで年末放送された8エピソードを対象とした。
444票で1位となった第2話「くしゃがら」は、「岸辺露伴は叫ばない 短編小説集」所収エピソード(北國ばらっど)が原作。露伴の同僚の漫画家・志士十五(ししじゅうご)が、謎の禁止用語「くしゃがら」に取り憑かれ、狂気に陥る姿が描かれた。十五役を務めた森山未來の熱演も相まって、放送時には「くしゃがら」がトレンド入りするなど話題を呼んだ。ちなみに十五は、第8話 「ジャンケン小僧」にも名前だけ登場している。
219票で2位となったのは、高橋演じる露伴のデビューとなった、第1話「富豪村」。成功者ばかりが土地を所有している、隔絶された村を訪れた露伴が、「大切なもの」をかけた、寛容なきマナーの試練に挑む。原作のテイストをくみ取った巧みな構成と、漫画に寄せた独特のセリフ回しなど再現度の高さも話題を呼んだ。露伴の相棒にして担当編集・泉京香(飯豊まりえ)の初登場回でもある。
216票の僅差で3位となったのは、第5話「背中の正面」。絶対に背中を見せようとしない営業マンと露伴の奇妙な攻防を描いた、「ジョジョの奇妙な冒険」本編に基づくエピソードにして、原作要素の再現と共に、漫画と実写の違いを埋める改変も評価された回。どうあっても背中を見せようとしない会社員・乙雅三(きのと まさぞう)役を務めた市川猿之助の怪演も話題を呼んだ。そのほか最終投票結果は以下の通り。
「岸辺露伴は動かない」の第9話ともいえる映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、フランス・パリのルーヴル美術館で描かれる、「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎に露伴が迫るサスペンス。(編集部・入倉功一)
ドラマ「岸辺露伴は動かない」どのエピソードが好き?投票、最終結果
1位:第2話「くしゃがら」444票
2位:第1話「富豪村」219票
3位:第5話「背中の正面」216票
4位:第4話「ザ・ラン」102票
5位:第3話「D.N.A」94票
6位:第6話「六壁坂」80票
7位:第8話 「ジャンケン小僧」54票
8位:第7話「ホットサマー・マーサ」45票