韓ドラ「ヴィンチェンツォ」世界初のミュージカル化!ヴィンチェンツォ・カサノ役は和田雅成
韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」(2021)が世界で初めてミュージカル化され、ヴィンチェンツォ・カサノ役を和田雅成、ホン・チャヨン役をミュージカル初挑戦の富田鈴花(日向坂46)が担うことが決定した。8月に神戸・東京・大阪にて上演される。
【写真31点】「ヴィンチェンツォ」美しすぎるソン・ジュンギ劇中カット
「愛の不時着」などで知られるスタジオドラゴンが手掛けたドラマ「ヴィンチェンツォ」は、韓国の視聴率首都圏基準で平均16.6%、最高18.4%を記録。韓国での放送開始と同時にNetflixで世界190か国へ配信され、大ヒットとなった。イタリアマフィアのコンシリエーレ(相談役)である弁護士ヴィンチェンツォ・カサノ(ソン・ジュンギ)が、昔埋めた金塊を掘り起こすため、母国である韓国に戻り、さまざまな問題を“マフィア”流に解決していくさまを描いた。
そんな作品が、世界初となるミュージカルとして日本に上陸。今回の舞台化は、エイベックス・ピクチャーズ株式会社と、スタジオドラゴンの連動企画第1弾となる。ヴィンチェンツォ・カサノ役を和田、ヴィンチェンツォと共に大胆不敵な復讐に挑む弁護士ホン・チャヨン役を富田、ヴィンチェンツォ、チャヨンと対立するウサン法律事務所の主力弁護士であるチェ・ミョンヒ役を佐藤仁美が務める。
また、チャン・ジュヌ役を上田堪大、チャン・ハンソ役を竹内將人、ハン・スンヒョク役を松井工、チョ・ヨンウン役を高原紳輔、ナム・ジュソン役を伊藤裕一、ソ・ミリ役を中野郁海、チャン・ヨンジン役を柴崎咲子、キム・ヨンホ役を古川雅達、チェシン役を高山裕生、レリー・カン役を伊東征哉、パク・ソクド役を小林遼介、オ・ギョンジャ役を白木原しのぶ、アン・ギソク役を西川大貴、ホン・ユチャン役を鈴木壮麻が担当する。
公演日程は、兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobe にて8月11日~13日(全5公演)、東京・日本青年館ホールにて8月18日~21日(全7公演)、大阪・サンケイホールブリーゼにて8月25日~27日(全5公演)の予定となっている。(編集部・梅山富美子)
コメント全文
■和田雅成
発表できるこの日を楽しみに待っていました。自分自身がこの作品にとても魅了されたので、この役を生きられることを幸せに思いますし、とても光栄です。現時点では、知らない部分、足りない部分がたくさんあるので本番に向けてカンパニーの皆様と妥協することなく挑んでいきます。そして、この作品を愛していた方にはさらに深く、初めてこの作品を知った方にも愛して頂けるよう尽くします。
■富田鈴花
この度ホン・チャヨン役を演じさせていただくことになりました、日向坂46の富田鈴花です。私自身、ミュージカルは初挑戦でずっと夢だと口にしていた目標だったので素敵な機会をいただけてとても嬉しく思います。ダークな緊張感のあるシーンや声にして笑ってしまうシーンだったり、ホン・チャヨンという陽気だけど繊細な女性を、舞台でどう演じることになるのかとてもワクワクしています。吸収できることはたっぷり飲み込んで、素敵な作品を皆さまにお届けしたいです!
■佐藤仁美
このドラマを見終えた1週間後くらいにオファーをいただいて、ほんとにびっくりしました!! 絶対あの役だ! あの役でしょ?!?! と思って(笑) 原作を演じるのは、役者としては、とても緊張します。。が!!!! 作品のイメージを壊さないように楽しく演じていけたらと思ってます!!
■原作ドラマ「ヴィンチェンツォ」脚本:パク・ジェボム
尊敬する「ミュージカル ヴィンチェンツォ」の関係者の皆様へ。こんにちは。韓国のTVドラマ「ヴィンチェンツォ」の作家パク・ジェボムです。最初に、「ミュージカル ヴィンチェンツォ」の開幕を心よりお祝い申し上げます。そして「ヴィンチェンツォ」をミュージカルとして再誕生させていただき、誠にありがとうございます。「ヴィンチェンツォ」がミュージカル化されるという話を伺い、喜びと同時にワクワクし始めました。どんな歌とダンスで「ヴィンチェンツォ」が具現化されるのか、どんな俳優さんが演じるのか、どんな立派な舞台が繰り広げられるのか、この全てが私の心をときめかせました。原作者としてではなく、一人のファンとして「ミュージカル ヴィンチェンツォ」の開幕を待っておりました。いよいよ開幕が近づき、私の期待感は最高潮に達しております。ドラマ「ヴィンチェンツォ」は、一人の男の復讐と愛を盛り込んだ物語です。また、弱い正義を捨て「悪は悪で処断すべきだ」というメッセージを含んでいます。しかし、「ミュージカル ヴィンチェンツォ」は原作とは異なる色彩で観客により大きな感動と面白さを与えてくれると信じています。このような強い信頼の理由は、素晴らしい俳優さんたちとスタッフがいらっしゃるからです。特にヴィンチェンツォ役を演じてくださる「和田雅成」さん、ホン・チャヨン役を演じてくださる「富田鈴花」さん、チェ・ミョンヒ役を演じてくださる「佐藤仁美」さんに深く感謝申し上げます。俳優の皆様はそれぞれ素晴らしい解釈と演技でヴィンチェンツォをさらに輝かせてくれると信じています。臨場感あふれる舞台の上で繰り広げられる皆様の熱演をとても拝見したいです。8月の東京公演の際には、万事を差し置いて必ず観に行かせていただきます。ドラマ「ヴィンチェンツォ」を愛してくださったファンの皆様、「ミュージカル ヴィンチェンツォ」も愛してください。また別の楽しみがあるということを自信を持って申し上げます。改めて「ミュージカル ヴィンチェンツォ」の開幕をお祝い申し上げます。8月、東京でお会いしましょう。よろしくお願いします!
■スタジオドラゴン コンテンツ事業・運営統括 兼 コンテンツ運営局局長:ユ・ボンヨル
スタジオドラゴンは皆さんに愛されるコンテンツを制作する企業です。そして、私たちはいつも、ドラマを愛していただいた方々に、常に新しい物語を届けることで、その愛に応えるよう尽力してまいりました。今までに制作してきた人気作品に対するファンの皆さまからの愛と期待に応えるため、いつも悩んでおりました。ドラマ「ヴィンチェンツォ」を愛してくださったファンの皆さんに限らず、スタジオドラゴンのドラマを愛するファンの皆さんにも新しい姿で恩返しできるよう努力してまいります。今回のミュージカル「ヴィンチェンツォ」にも多くの期待と関心をお願いします。
■ミュージカル「ヴィンチェンツォ」 プロデューサー 菅原大樹(エイベックス・ピクチャーズ 企画制作本部ゼネラルプロデューサー)
世界的に大ヒットした「ヴィンチェンツォ」のミュージカル化が遂に解禁となりました。ミュージカル企画にご賛同頂いたスタジオドラゴン様はじめ、スタッフの皆様には感謝しております。キャストも豪華な方々に集まっていただきました。舞台上で圧倒的な存在感を見せる和田さん、魅力的な歌声を持っている富田さん、そしてチェ・ミョンヒがドラマからそのまま飛び出してきたかのような佐藤さん。ほかにもさまざまなミュージカル・舞台界で活躍されてる方々に集まっていただきましたので、この個性豊かなチームが作り出すミュージカル「ヴィンチェンツォ」が今から楽しみです! 本作はサスペンス・アクション・コメディーなどエンタテイメント要素が凝縮された作品ですので、ミュージカル化にあたっても、その要素は崩すことなく皆様にお届けできればと考えております。演劇ファンだけでなく、原作ドラマファンの皆様にも楽しんでいただき、そして末永く愛されるミュージカルにしたいと思いますので、ぜひ皆様劇場でご観劇ください!!