『ワイスピ』悪役ダンテ、イメージはクジャク!ジェイソン・モモアの魅力てんこ盛りの特別映像公開
映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(公開中)で悪役・ダンテを演じたジェイソン・モモアにフォーカスした、特別映像が公開された。撮影秘話やカメラが回っていない時のはじけた表情など、モモアの魅力が凝縮された内容だ。
【動画】悪役ジェイソン・モモアの魅力爆発!特別映像(ダンテ編)
ダンテは、シリーズ5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)で主人公ドミニクたちが倒した麻薬王エルナン・レイエスの息子。父を殺したファミリーに10年間復讐の炎を燃やし続け、本作で彼らを壊滅させようと動き出す。
大のバイク&車好きで知られるモモアは、「カーチェイスにローマをバイクで爆走? 出るに決まってる」と出演オファーを快諾したと告白。復讐のためなら手段を選ばない猟奇的なダンテのイメージは「クジャク」だったと語る。
監督のルイ・ルテリエ曰く、最も優れたヴィランは「観る者が恋に落ちるようなヴィラン」だといい、「ダンテはとてもユーモアがあり、みんなを油断させるんだ。ドムは自分の前に強い敵が現れることには慣れている。だが目の前にいるのは、つかみどころのない狡猾な自分のファンだ。ドムのことを崇拝するほど大好きで、彼の次の一手をすべて把握している。そこが恐ろしいところなんだ」とダンテの魅力を熱弁した。
狂気に満ちたダンテは、独特な見た目でも観客を魅了する。「パステルカラーのサファイアのネックレスからヒントを得て、ダンテの穏やかな面を作った」とモモアは明かすと、「父親の有能な人物像と対比させて、これらのパステルカラーにダンテを投影したいと思ったんだ。彼を感じの良い、人を誘うような見た目にしたかった」とド派手な衣装についても振り返る。
モモアとダンテの唯一の違いは、「残忍性があるかどうかだ」とルテリエ監督。「ジェイソンは(ダンテのように)車やバイクに合うネイルカラーを選ぶと思う。彼は素晴らしいバイク乗りであり、スタントマンでもある。そしてほぼすべてのスタントシーンを自分でやり遂げたんだ。身体的に大きなリスクを負うのをいとわない俳優と仕事ができるなんて滅多にないことだよ。彼は格闘し、飛び跳ね、車やバイクを乗り回しただけでなく、自分のセリフも書き換えてより臨場感を出した。本当に見事だった」とモモアの怪演を絶賛した。(編集部・倉本拓弥)