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『スパイダーバース』続編、過去作未見でも楽しめる!「予習の必要なし」と制作コンビが告白

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 アニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(6月16日全国公開)で制作・脚本を務めたフィル・ロードクリストファー・ミラーがリモートインタビューに応じ、最新作の楽しみ方や、映画に登場する膨大な数のスパイダーマンについて語った。

【動画】200体以上のスパイダーマン、どう扱った?制作コンビを直撃!

 スパイダーマンとして成長する少年マイルス・モラレスを主人公に、多次元で活躍するスパイダーマンたちが集結した世界を描く同シリーズ。来年公開の『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース(原題) / Spider-Man: Beyond the Spider-Verse』を含めた三部作で構成されており、クリスいわく、本作は『ビヨンド・ザ・スパイダーバース(原題)』への壮大なクリフハンガーを残す、いわば『スパイダーバース』版『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』として制作されたという。

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 「マイルスには一連の物語があります。彼は本作のラストにかけて成長しますが、物語自体は終わりません。本作では、最上級のクライマックスが待ち受けるフィナーレへ、何かを仕掛けています。次回作ではとても面白いことがたくさん待ち受けていますが、まずはこの映画が完璧な作品になるように意識して制作しました」(クリス)

 主人公マイルスやヒロイン・グウェンら前作から続投するキャラクターもいるが、フィルは「何も予習する必要はありません」と初心者でも安心して鑑賞できるように、シナリオを構成していると明かす。

 「私たちは、過去作を観てない人でも楽しめるように制作しました。もちろん、全ての『スパイダーマン』を観てきたファンが、ワクワクするような作品としても仕上げています。映画にはイースターエッグが複数存在しますが、専門的な知識がない人でも理解してもらえるように仕込んでいます」(フィル)

 本作では、マルチバースで世界を自由に行き来できるようになり、多次元から240体以上のスパイダーマンたちが集結する。制作スタッフが考案した独自のスパイダーマンも登場するそうだが、正確な登場人数はフィルやクリスですらも把握していないといい、「正確な人数は数えた方がいいね」(フィル)、「誰かがやるべきだ」(クリス)と笑いながら語っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

200体以上のスパイダーマンをどう扱った?『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』インタビュー(クリス・ミラー&フィル・ロード編) » 動画の詳細
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