ハリソン・フォード、『インディ・ジョーンズ』元子役の成功が「とてもうれしい」
ハリソン・フォード主演の人気シリーズ第5弾『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が6月30日に日本公開される。同作のUSプレミアには第2弾『インディ・ジョーンズ／魔宮の伝説』（1984）の元子役（ショート・ラウンド役）で、今やオスカー俳優となったキー・ホイ・クァンがサプライズ登場。レッドカーペットで取材対応をするハリソンに後ろから忍び寄り、歓喜の再会を果たした。
突然現れたキーを「大きくなって！」と笑顔で抱きしめていたハリソン。その後、シネマトゥデイの取材に応じたハリソンは「彼に会えたのはサプライズだった」と頬を緩ませると、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』（2022）で俳優休業状態から再ブレイクを果たし、アカデミー賞助演男優賞を受賞したキーとは、ここ数か月で何度も顔を合わせることができたと喜ぶ。
「彼に会うのはいつだって大きな喜びなんだ。彼はエネルギーと喜びに満ちていて、わたしたちには素晴らしい歴史がある。彼の近年の成功をとてもうれしく思っている。彼のものすごい才能にはノックアウトされたよ。とてもうれしいんだ」と言葉を惜しまず絶賛していた。
一方のキーにとっても、ハリソンは永遠のヒーローだ。プレミアでのツーショット写真をInstagramにアップしたキーは「インディがいつだってショート・ラウンドのヒーローであるように、ハリソン・フォードはいつだって僕のヒーローだ！ 彼がずっとこの役を続けてくれたらと思うけど、昨夜、彼が最後にもう一度鞭を鳴らすのを観られて幸せだった。『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』はすごくいい作品だよ!!」とアピールしている。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』では、インディと元ナチスの科学者（マッツ・ミケルセン）が、“人類の歴史を変える力”を持つ究極の秘宝をめぐって激しい争奪戦を繰り広げる。現在80歳のハリソンはインディを演じるのはこれが最後だと公言しており、物語もインディの集大成といえる内容となっている。（編集部・市川遥）