草なぎ剛、13年ぶりシス・カンパニー公演 主演舞台「シラの恋文」上演決定
草なぎ剛が、2023年12月から上演される、シス・カンパニー公演「シラの恋文」で主演を務めることが発表された。草なぎにとって、2022年10月上演「burst!~危険なふたり~」(三谷幸喜作・演出)に続く主演舞台。シス・カンパニー公演への登場は、堤真一との二人芝居「K2」以来、13年ぶりとなる。
オリジナル戯曲「シラの恋文」は、現代演劇を代表する劇作家・北村想による書き下ろし作品。演出は、これまでも多くの北村作品で演出を手がけ、俳優としても活躍する寺十吾(じつなし さとる)が務める。
物語は、ある晴れた日に、草なぎ演じる「鐘谷志羅」(かなたに しら)という男が、古めかしい手提げの旅行鞄を抱えて、坂道を上って来るところから始まる。坂道を上り切った場所に建つのは結核療養施設・サナトリウムで、志羅はそこにやってきた「新参者」。そこには、さまざまな事情を抱えた住人たちや職員たちが志羅を待ち受けており、ある運命の出会いが彼に訪れる。
志羅と生活を共にする住人役として、大原櫻子、工藤阿須加、鈴木浩介、西尾まり、明星真由美、中井千聖、宮下雄也、田山涼成、そして段田安則らが出演する。(編集部・入倉功一)
シス・カンパニー公演「シラの恋文」【京都公演】 2023年12月初旬~中旬:京都劇場/【福岡公演】 2023年12月中旬~下旬:キャナルシティ劇場/【東京公演】 2024年1月初旬~末:日本青年館ホール