『デューン 砂の惑星PART2』2024年に公開延期 米ストの影響
米ワーナー・ブラザースは現地時間24日、映画『デューン 砂の惑星PART2』の全米公開日を11月3日から2024年3月15日に延期すると発表した。また、2024年3月15日に公開予定だった『ゴジラvsコング』続編『ゴジラxコング:ザ・ニュー・エンパイア(原題) / Godzilla x Kong: The New Empire』は、2024年4月12日に後ろ倒しとなった。
今回の延期は、全米脚本家組合(WGA)と全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のダブル・ストライキによるもの。組合の俳優たちは現在、出演作品のインタビュー取材やプレミア出席といった宣伝活動が禁止されている。『デューン』はティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソンら主役級キャストが多数名を連ねており、彼らが稼動できない状況での公開は、興行収入にも影響が出ることが想定される。The Hollywood Reporter の情報筋によると、スタジオは約半年間の延期によって、キャスト陣が予定通りプロモーション活動を実施できると見越しているという。
このほか、『ロード・オブ・ザ・リング』の長編アニメ映画『ザ・ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ウォー・オブ・ザ・ローヒリム(原題) / The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim』の全米公開が、2024年4月12日から同年12月13日に延期された。なお、今年の下半期に控えている『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月15日)と『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題) / Aquaman and the Lost Kingdom』(12月20日)は、現状の全米公開日を保っている。(編集部・倉本拓弥)