ドラム大人気！「VIVANT」スピンオフ望む声続々
TBS日曜劇場「VIVANT」が最終話を迎え、続編を希望する声が多い中、スピンオフ作品への期待も高まっている。
「VIVANT」は、特殊部隊「別班」に所属する主人公・乃木憂助（堺雅人）の活躍を描いたアドベンチャードラマ。堺のほか、阿部寛、二階堂ふみらが出演する。
主役級の俳優陣が名を連ねる中、特に人気を博したのが富栄ドラムがふんしたドラムだ。野崎（阿部）の相棒であるドラムは、シャイな性格で翻訳アプリ（声：林原めぐみ）でコミュニケーションを取るという、一風変わったキャラクターだ。表情や挙動、爆食いする姿が愛くるしいと話題になった。
最終話までに多くの伏線が回収されたが、未だに謎な点も残されており、中でも「結局ドラムって何者なんだろ」と疑問に思う声が多い。そのため、SNS上にはドラムを主人公にしたスピンオフ作品を観たいという声が数多く上がった。内容としては「ドラムと野崎の出会い」といった王道の物語から、「ドラムの日本おいしいもの巡り」「ドラムとチンギス珍道中」「ドラムの休日」といったドラムのキャラクターを生かした面白い切り口まで、さまざまな案が寄せられている。
そのほかにも“VIVANTロス”の視聴者たちから、「若き日のベキとバドラカ編」「乃木と黒須の過去編」「乃木家きょう何食べる？」「爆モテリーマン黒須の社内での姿」「ジャミーン、日本の小学校に行く」「新庄の尾行日記」など、ドラム以外のキャラクターのスピンオフを希望する声も上がっている。放送終了後もまだまだ盛り上がりを見せているのは、作品が多くの視聴者に愛されているからだろう。（今井優）