【大奥2】第18回 井伊が立場を強めていく
NHKドラマ10「大奥 Season2」(総合・火曜よる10時~)第18回が21日に放送。あらすじを紹介する。
通商条約の調印を進めていた堀田(高木渉)の失態に加え、腹心の正弘(瀧内公美)の死が重なった家定(愛希れいか)の心痛は尽きない。ついには床に臥せてしまったという知らせを聞き、家定を心配する胤篤(福士蒼汰)のもとに瀧山(古川雄大)から思いもよらぬ知らせが舞い込む。
開国派と攘夷派の思惑がひしめきあう中、大老に就任した井伊(津田健次郎)は、反発を強める薩摩らを尻目に、徐々に立場を強めていく。条約の締結を推し進める井伊を懸念する瀧山と胤篤の気掛かりはやがて……。
本作は、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いて脚光を浴びたよしながふみの人気漫画をドラマ化。10月から始まったシーズン2では、8代将軍・吉宗(冨永愛)の遺志を継ぎ、若き蘭方医たちが奇病・赤面疱瘡撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を「医療編」と「幕末編」に分けて初めて映像化する。
幕末編には、愛希、福士、古川、瀧内、津田のほか、岸井ゆきの(和宮役)、志田彩良(徳川家茂役)らが出演。脚本は、「JIN -仁-」「ごちそうさん」など多くのヒット作を手掛けてきた森下佳子が引き続き執筆する。(清水一)