『ハンガー・ゲーム0』が『ナポレオン』『ウィッシュ』に勝利!
全米ボックスオフィス考
先週末(11月24日~11月26日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、サバイバルスリラー映画『ハンガー・ゲーム』シリーズの前日譚『ハンガー・ゲーム0』が興行収入2,882万ドル(約43億円)を稼ぎ出し、2週連続となる首位を獲得した。(数字は Box Office Mojo調べの速報値、1ドル150円計算)
予想を下回る出足だったものの、2週目は前週比35.4%ダウンに抑えるなど巻き返しを見せている。『ハンガー・ゲーム2』からシリーズの監督を務めてきたフランシス・ローレンスがメガホンを取り、後に独裁者となる青年スノー(トム・ブライス)と、出場者であるルーシー(レイチェル・ゼグラー)の姿を描いている。
リドリー・スコット監督×主演ホアキン・フェニックスの歴史ドラマ『ナポレオン』は興収2,040万ドル(約31億円)で2位デビュー。ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年を記念したアニメーション映画『ウィッシュ』は興収1,950万ドル(約29億円)で初登場3位と苦戦している。
『プロミシング・ヤング・ウーマン』で脚光を浴びたエメラルド・フェネル監督作『ソルトバーン(原題) / Saltburn』は、拡大公開となって14位から10位にランクアップ。チャーミングな上流階級のクラスメイト(ジェイコブ・エローディ)に誘われ、彼の風変わりな家族のお屋敷を訪れることになったオックスフォード大学生(バリー・キオガン)の姿を描いたコメディースリラーだ。(編集部・市川遥)
11月24日~11月26日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ハンガー・ゲーム0』
2(初)『ナポレオン』
3(初)『ウィッシュ』
4(2)『トロールズ・バンド・トゥギャザー(原題) / Trolls Band Together』
5(3)『サンクスギビング』
6(4)『マーベルズ』
7(7)『ザ・ホールドオーバーズ(原題) / The Holdovers』
8(6)『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR』『ネクスト・ゴール・ウィンズ』
9(5)『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』『プリシラ(原題) / Priscilla』
10(14)『ソルトバーン(原題) / Saltburn』