今夜スタート!フジ「大奥」テーマは愛 第1話あらすじ
小芝風花が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「大奥」が、18日のよる10時より放送スタートする。放送に先立ち、第1話のあらすじを紹介する。初回放送は75分のスペシャル版となる。
公家の姫である五十宮倫子(小芝)は、徳川家治(亀梨和也)との婚儀を控え、付き人のお品(西野七瀬)と支度に追われていた。倫子は幼い頃に一度だけ会ったことのある家治が「蛇のように冷たい目をしていた」とお品に話し、婚儀に気乗りしない。準備が整うと、大奥総取締役・松島の局(栗山千明)に導かれ、倫子たちは婚儀の間へ。居並ぶ重鎮の幕臣や奥女中たちが一斉に自分に平伏する様に驚く倫子。そこへ家治が威風を帯び、現れる。だが、家治の目がやはり冷酷に見える倫子は目を合わすことができない。
その頃、家治の父で第9代将軍・徳川家重(高橋克典)は家治の婚儀に顔を出すこともなく、女中を侍らせて酒を飲んでいた。挙げ句の果てには寝だした家重を見て、側用人・田沼意次(安田顕)は「悪人には、いずれ天罰が下る」と口にする。
一方、家治と倫子の婚儀には田安宗武(陣内孝則)と松平定信(宮舘涼太)が顔を出す。定信は倫子に、これから暮らす大奥は、その地位を妬み追い落とそうとする者もいると忠告し……。また、京の頃より倫子に仕えるお品がいるにも関わらず、松島は倫子の付き人にお知保(森川葵)をつけると言いだしーー。
フジテレビのドラマ「大奥」シリーズとして5年ぶりに復活する本作は、人はなぜ愛を求めるのか、愛とは何なのかをテーマに描く。江戸中期を舞台に、第10代将軍・徳川家治との政略結婚を強いられた主人公・五十宮倫子が、人間たちの思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“大奥”で熾烈な闘いに挑む。(今井優)
木曜劇場「大奥」は1月18日(木)スタート 22時~22時54分 ※初回75分スペシャル