赤楚衛二「親知らずを抜きたい」 リベンジ宣言
俳優の赤楚衛二が10日、主演を務めるフジテレビ系・木曜ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(4月11日スタート、毎週木曜22時~22時54分※初回15分拡大)完成披露試写会&舞台あいさつに錦戸亮、芳根京子、見上愛と共に出席。本作がフジテレビ系連続ドラマ初主演となる赤楚は座長として作品に臨んでいるが、現場では「ボケ」を連発していることを明かされ、その天然ぶりで会場を和ませた。
本作は、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、登場人物たちの野心と復讐心が入り乱れ、内に秘めた欲望がむき出しになっていくさまを描くオリジナル脚本のサスペンス。コンテンツスタジオのstoryboardが制作を担当し、プロデューサーをフジテレビのドラマ・映画制作部の中で最年少プロデューサーとなる足立遼太朗が務める。
赤楚が演じるのは、日本屈指の大病院「天堂記念病院」の理事長の息子で、現在は週刊誌の記者として働く主人公・天堂海斗。シリアスな展開が続く本作について、赤楚は「題材的に重めな作品なので、ずっと緊張していると集中力を持続させるのが難しい」と言い、「オンオフのスイッチの切り替えが大事だと思います」と緩急のある現場を意識していると話す。
一方で、「共演者の皆さんが優しくて楽しい方たちなので、そういうことを意識しなくても自然と楽しくなってしまう現場です」と雰囲気は和やかな様子。すると赤楚演じる海斗の後輩記者・木下紗耶を演じる見上は「赤楚さんがずっとボケを連打してくれるので、打率は低いのですが和ませていただいています」と赤楚のユニークな一面を披露。
赤楚は「ボケているつもりはなく、普通にしゃべっているだけなんですけれどね」と苦笑いを浮かべると、見上は「ボケていると思っていました」と返し、赤楚の天然ぶりに会場は笑いの渦に包まれた。
4月になり新生活もスタート。新たにやりたいこと、または作品タイトルにちなみリベンジしたいことについて聞かれた赤楚は「親知らずを抜きたい」と回答。以前から抜こうと思っていたものの、なかなか時間がなかったようで「このドラマの撮影が終わったあと、少し休みがあるので、そこでガツンと抜きたいです」と“リベンジ”を果たすことを誓っていた。
終始笑いの絶えないイベントとなったが、赤楚は「とても和気あいあいとしている現場ですが、スタッフさんをはじめ役者も、皆さん強い熱量を持って現場に臨んでいます。いろいろなキャラクターの欲望を楽しんでください」と作品をアピールしていた。(磯部正和)