『ゴジラxコング 新たなる帝国』続編、アダム・ウィンガード監督は続投せず
映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』(全国公開中)のメガホンを取ったアダム・ウィンガード監督は、同作の続編には続投しないと、The Hollywood Reporter が報じた。
報道によると、ウィンガード監督はスケジュールの都合で続投が難しくなってしまったとのこと。監督は現在、A24配給のアクションスリラー『オンスロート(原題) / Onslaught』を準備中で、さらに1980年代に全米放送されたアニメを長編映画化する『サンダーキャッツ(原題) / Thundercats』にも就任するなど、多忙を極めている。
しかし、ウィンガード監督が将来的に「モンスター・ヴァース」(米ワーナー&レジェンダリー、日本の東宝が展開する作品群)に復帰する可能性は残されているという。『ゴジラvsコング』『ゴジラxコング 新たなる帝国』を大ヒットに導いた監督は、かねてより続編の構想が存在すると語っており、「監督として映画2本を製作したことで魅力的なのは、トリロジーとして完結させることができること。誰もがそれを望んでいる」と劇場公開前にDeadlineに明かしていた。
続編は現在脚本作業が進んでおり、マーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデイヴ・キャラハムが執筆している。全米公開日は明らかになっていない。(編集部・倉本拓弥)