高畑充希、結婚祝福に「自分事じゃない感じ」とはにかみ「ウェイトレス」再演「どうしてももう一度やりたかった」

　先日、岡田将生との結婚を発表した高畑充希が、都内で行われたミュージカル「ウェイトレス」の製作発表会見に出席。結婚後初めて報道陣の前に登場するとあって、会場には舞台の制作発表会見としては異例の約100人の報道陣・関係者が集結。高畑は、はにかみながら今の思いを伝えた。この日は、共演の森崎ウィン、ソニン、LiLiCoも来場した。

【画像】高畑充希、キュートなウェイトレス衣装！「ウェイトレス」製作発表

　6月に配信されたドラマ「1122 いいふうふ」での夫婦役を経て、岡田と結婚した高畑。MCを務めた生田竜聖アナウンサーから「会場にいる皆さんの心の声を代弁させていただいてよろしいでしょうか。ご結婚おめでとうございます」と祝福の言葉をかけられた高畑は「ありがとうございます」と笑顔を見せ、周囲から寄せられるお祝いのメッセージ対して「自分事じゃない感じがずっとしていてフワフワしています」と素直な思いを伝えた。

　11日に放送された「2024 FNS歌謡祭」で「ウェイトレス」の楽曲を披露した高畑は、SNS上で左手薬指に光る指輪が「結婚指輪か？　舞台用のアクセサリーか？」と話題になっていたことを挙げ、「ジェナの役の指輪が本人の指輪だとニュースに流れて、全部そういうことになるのか……テレビすごい！　と思ったりもしました」とも打ち明ける。そして、「同じ役に結婚して臨むとなると違う感覚も得られるのかな？　とも思うんですけど、新婚最初の仕事がお医者さん（ポマター医師／森崎）とダブル不倫する話なのは、なかなか面白い流れだなと思いました」と言って報道陣を笑わせつつ、「せいいっぱい頑張ります」と意気込んだ。

　ミュージカルコメディ「ウェイトレス」は、2007年公開のアメリカ映画『ウェイトレス　～おいしい人生のつくりかた』をベースに製作されたブロードウェイミュージカル。アメリカ南部の田舎町でとびきりのパイを売ると評判のダイナーのウェイトレス・ジェナを中心に、妊娠・出産・離婚・自立・養育など女性の人生の岐路を人間味豊かなキャラクターたちが織りなす。

　ジェナ役の高畑はコロナ禍だった3年前の初演からの続投。数々のミュージカル作品に出演しているが、「初演の作品に関わることがあまりなくて、初演にも再演にも参加するのは初めての経験。どうしてももう一度やりたい作品でした」と話す高畑は、「前回はすごい喜んでいただけたので、今回は（観客が）声を出せる状態で楽しくお届けできることがすごく楽しみです」と声を弾ませる。一方で、前回は「ポスター詐欺」と言われたことも明かし、「ビジュアルイメージだとポップで明るいガールズ・ミュージカルに見えるかと思いますが、実際は家庭内暴力とか望まない妊娠、介護とか社会問題がすごく盛り込まれている話」と説明し、子ども以外の老若男女には「グサグサ響く作品になっています」とアピールしていた。（錦怜那）

ミュージカル「ウェイトレス」公演情報
2025年4月9日（水）～4月30日（水）日生劇場
5月5日（月）～5月8日（木）愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホール
5月15日（木）～5月18日（日）大阪・梅田芸術劇場メインホール
5月22日（木）～5月29日（木）福岡・博多座