映画初主演の村重杏奈、監督に押され女優業に意欲「これっきりにしようと思っていたのですが…」
アイドルグループ・HKT48の元メンバーでタレント、YouTuberの村重杏奈が25日、丸の内TOEIで行われた映画『悪鬼のウイルス』(公開中)の公開記念舞台あいさつに出席。映画初出演にして主演を務めた村重は、メガホンをとった25歳の松野友喜人監督から早くも次回作のオファーを受け、驚きをみせていた。イベントには太田将熙、吉田伶香、主題歌を担当した高嶺のなでしこの城月菜央、東山恵里沙、籾山ひめりも参加した。
本作は、累計8万部を突破した二宮敦人の大人気ホラー小説を、映画『オカムロさん』などの新鋭監督・松野友喜人が映画化。ある都市伝説を調査するために、人里離れた村にやってきた若者たちが遭遇する恐怖を描く。村重はヒロインの日名子を演じる。
映画初出演にして主演という大役を務めた村重。作品が無事昨日公開されたことに「昨日も気合いが入ってのですが、太田くんが『初日からの3日間が大事』と言っていたので、今日も気合いが入っています」と目を輝かせる。作品の反響も届いているようで「SNSなどでも感想を書いてくださっている方がいて、ようやく(映画が公開されたと)実感しました」としみじみ語ると、司会者から「初日の前日は眠れましたか?」という問いに「めちゃくちゃ眠れました。信じられないぐらい熟睡でした」と強心臓ぶりをアピールする。
イベント後半では、松野監督から村重にサプライズで花束のプレゼントが。松野監督は初めてという村重の演技を称賛すると「映画でまたご一緒できれば」と早くも次回作を公開オファー。
村重は「こんなきれいな花束をいただけるなんて……」と感激し、「あまり演技に自信がなく、正直映画のお話はこれっきりにしようと思っていたのですが、監督がいろいろなところで村重のお芝居が良いと言ってくださっているのを聞いてちょっと自信が持てました。もしまた奇跡的にお話をいただければ、頑張ってみようと思っています。最高の経験でした」と女優業に意欲を見せていた。(磯部正和)