宮世琉弥、自ら“壁ドン”希望　映画『顔好き』胸キュンシーンの感想は「悪くないよね」

　宮世琉弥が18日、都内で行われた映画『顔だけじゃ好きになりません』（3月7日全国公開）の先行上映付きファンミーティングに登壇、学園恋愛モノの定番シーンでありながら、本作の脚本には書かれていなかったという“壁ドン”シーンの誕生秘話が明かされた。この日は、久間田琳加、中島颯太（FANTASTICS）、米倉れいあ、耶雲哉治監督も出席した。

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　本作は、安斎かりんの人気少女コミックを実写化したラブコメディー。学校で一番顔が良い宇郷奏人先輩（宮世）の窮地を救うために彼のSNS運営を任された、整った顔が好みの女子生徒・知見才南（久間田）。自分が“中の人”だとバレないよう慎重に行動していた南だったが、クラスメートの土井垣凌（中島）は、そんな2人の関係に気づいてしまう。

　ファンの黄色い歓声と拍手で迎えられた宮世は「去年の夏ぐらいに撮影していて、僕的にはあっという間で、実感は今日の朝からワキワキです」とにっこり。そんな宮世の印象について、「ものすごくおしゃべりで盛り上げ役というか、いつも明るい」と明かした久間田は、宮世から「今日もロケバスで移動して来たんですけど、僕、車の中でずっとしゃべっちゃうタイプなんですよ。（久間田は）途中から聞いてなかったよね」とクレームを入れられると、「ラジオ感覚で（聞いていました）」とイジって会場の笑いを誘った。

　ムードメーカーとしても座長としてもチームを引っ張る宮世は、芝居にもこだわったようで、耶雲監督は“壁ドン”シーンについて「宮世くんから『宇郷奏人だったらこうするんじゃないですかね？』というアイデアをいくつかいただいて、このシーンを撮る当日の朝に『俺、これやりたいんですよね。これをやりたくてこの映画やってるんで』」と言われたことを明かす。

　一方の宮世は「言ってないです。超（話を）盛るじゃないですか」と否定するも、耶雲監督は「夢をかなえました」と譲らず、「だって脚本に（“壁ドン”は）書いてなかったんですよ。『この映画の中で1回はこれをやってみたい』って、普段そんな提案してこないのに、なんでこんなに“壁ドン”をやりたいんだろうと」とたたみかけると、久間田も「そんな話をしていたような……」と思い返す。そんななか、中島から“壁ドン”の感想を尋ねられた宮世は「悪くないよね」とにんまり。中島から「やかましっ！」とツッコまれていた。（錦怜那）