死んでも働く“使い捨てワーカー”の逆襲が始まる？『パラサイト』監督最新作『ミッキー17』日本版予告編公開

　『TENET テネット』のロバート・パティンソンが主演を務め、『パラサイト　半地下の家族』のポン・ジュノ監督がメガホンを取った新作映画『ミッキー17』（3月28日公開）から、何度も死んでは蘇る主人公の姿を映し出した、日本版予告編と新場面写真が公開された。

【動画】ロバート・パティンソンが何度も死ぬ『ミッキー17』日本版予告編

　エドワード・アシュトンのSF小説「ミッキー7」（早川書房）を基に、死ぬ度に新たな体へとコピーされる労働についた、人生失敗だらけの若者ミッキー（ロバート）の異常で危険な冒険を描く本作。文字通り“死んでも働く”ブラック労働で搾取されるミッキーの前に、ある日、手違いによって自分のコピーが現れたことで事態が一変する。

　日本版予告編では、数々の”死にゲー”で使い捨てられ、遂に17号（ミッキー17）となったミッキーの前に、「もうひとりの俺」が登場。二人のミッキーのどん底からの逆襲を予感させる映像が展開する。

　新たに公開された場面写真には、何かを決意したようなミッキーの表情や、炎を吹き上げる焼却炉で2人のミッキーが向き合う場面、そして“死にゲー”任務を終えたミッキーが再び生き返らされる瞬間が写し出されている。

　図らずも二人になってしまったミッキー同士は、どんな逆転劇を繰り広げるのか。共演には、『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』のナオミ・アッキー、ドラマ「ウォーキング・デッド」のスティーヴン・ユァン、『ヘレディタリー／継承』のトニ・コレット、『アベンジャーズ』シリーズのマーク・ラファロと人気スターが集結する。

　また、すでにIMAX上映が決定している本作だが、新たに 4D、Dolby Cinema、ScreenX での上映も決定した。（編集部・入倉功一）